性的少数者の中で唯一誰にも擁護されない存在である小児性愛(ペドフィリア)が本作品のテーマです。
小児性愛を賞賛する内容ではありませんが、一方的に非難する内容でもありません。
小児性愛をただ忌み嫌いたい方は読まないことをお勧めします。
(あ
らすじ)
佐野歩夢は高校生のとき滑り止めのN大受験で訪れた旅館の大浴場で八歳の萩利歩を助けた。その際、今まで感じたことのないような性的興奮を覚え、戸惑った。
利歩にまた会いたくて、さして魅力のないN大入学を決めた。
入学早々、歩夢は利歩の家庭教師になる。
利歩の母の利奈は歩夢に不信感を抱き、恋人を作れないなら家庭教師は辞めてもらうと通告する。その頃ちょうど菜々美から告白され、歩夢は菜々美と交際を始めた。ただ、歩夢にとって菜々美はあくまで利歩の身代わりでしかなかった――
(登場人物一覧)
〈萩家〉
萩利歩(りほ)……聡一と利奈の娘(歩夢と出会ったとき八歳)
萩聡一(そういち)……萩建設専務、利歩の父、婿養子
萩利奈(りな)……聡一の妻、利歩の母
萩明博(あきひろ)……萩建設会長、利奈の父
萩蒼汰(そうた)……乳児、利歩の弟
萩緑……引きこもり、利奈の妹、利歩の叔母
〈佐野家〉
佐野歩夢(あゆむ)……大学生(利歩と出会ったとき十八歳)
佐野清二(せいじ)……昭和建設社員、歩夢の父
佐野夏海(なつみ)……歩夢の母
佐野架(かける)……歩夢の兄
佐野夢叶(ゆめか)……歩夢の妹
佐野守……昭和建設社長、清二の兄
佐野歩希(ほまれ)……架と有希の長男
佐野美和(みわ)……歩夢と緑の長女
佐野心美(ここみ)……歩夢と緑の次女
〈宮田家〉
宮田大夢(ひろむ)……宮田工務店専務
宮田樹理(じゅり)……大夢の妻
宮田雫(しずく)……大夢の長女
宮田有希(ゆき)……大夢の次女
宮田和弥(かずや)……大夢の長男
宮田一郎……宮田工務店社長、大夢の父
宮田秋子……大夢の母
〈その他〉
田町菜々美……大学生、歩夢の恋人
山田綺羅(きら)……大学生、菜々美の友達
幸原聖也(せいや)……菜々美の初体験の相手
大石雅彦……佐野夏海の父
大石笙子(しょうこ)……佐野夏海の母
〈エピローグ〉
内川……利歩の担任
上条萌(もえ)……利歩のクラスメート
ヒカリ……利歩のクラスメート
上条悟(さとる)……萌の父
※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 00:00:00
227819文字
会話率:50%
「ひきさくもの きりきざむもの」のベースとなった物語で、2004年から未来にかけたの日本や世界を舞台に、男女や世代間格差、障害者、民族の対立、無戸籍者、やくざ、性的少数者など、これまで「ほとんど表沙汰にならなかった」社会問題をテーマに執筆し
ました。
バトル・アクションですが、性的描写など一部不快な表現もあります。
こうした創作例に近い社会問題にも目を向けて頂ければと考え、問題提起の意味合いを込めています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-10 04:31:39
35074文字
会話率:65%
「誰も傷つかない恋愛なんてない」という話から、だいぶ大きく飛躍して、ついには特殊性癖者のことまで語っています。今後の作品の構想も語りました。
最終更新:2021-01-03 21:43:10
2201文字
会話率:0%
秘密倶楽部アジェ・ラパオ・ルゾンゲには様々な性的少数者が夜な夜な集う。警察組織の若署長には隠されたサディストとしての性癖があった。彼は愛情の元に青年を倶楽部で飼っていた。彼を取り巻くのは問題を起こしてばかりの部下や、若々しい青年に惚れてしま
った皇国の王、サディストマスターとして多くの美しい男を飼う著名な男など、時に危険で時に愛情を叩き付けてくるような関係性が繰り広げられる。一部カニバリズム表現から来るディストピアがあります。
★昔ムーンライトで使ってたpegasusアカウントのアドレスだったかパスワードを忘れたので、新しく「pegasus2」でアカウント作りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-11 17:24:08
491987文字
会話率:33%
セクシュアル・マイノリティーの苦しみを書いたつもり。
自分の中の"男"と"女"に苦しむ、男女。
登場人物
私
桂(ケイ)
佐々木(ササキ)
同僚たち
のみ。
最終更新:2015-02-17 11:26:12
4194文字
会話率:0%