クラリスは四級薬師として調合室で働いている。
ある日、一人で残業をしていると、大きな黒い狼を連れた見知らぬ騎士が駆け込んできた。
騎士の手には血まみれの小さなイタチがいて、騎士はイタチのために回復薬をわけてほしいと言う。
クラリスは趣味でつ
くった回復薬を持っており、それでイタチを回復させ、ついでに従獣の契約をした。
メルヴィンと名のった騎士は、そんなクラリスとクラリスの薬に興味をもったようで、家まで送ると言い出した。
ある事情により目立ちたくないクラリスと、そんなクラリスを手に入れようと頑張るメルヴィンの物語です。
R18は予告なくはいります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 20:00:00
84431文字
会話率:28%