「十回抱いて、君の事を好きになったら付き合っても良いよ」
意を決してした告白にもたらされたのは、酷く一方的な約束だった。それでも知里はそれを受け入れる。
片江直澄——彼は綺麗で、纏う空気さえ美しい。
ただ彼の側に居たかった。
以前投稿したものの改稿版になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 19:00:00
76772文字
会話率:50%
知里は彼を呼び出し「付き合いたい」と告げた。
「十回抱いて、君の事を好きになったら付き合っても良いよ」
もたらされた答えに怯みながらも知里はその約束を受け入れる。
例えどんな関係でも側に居られる事には変わり無い。
片江直澄——彼は綺麗で、纏
う空気さえ美しい。彼の側に居たかった。
他人に興味が持てず、自分を欠陥品だと思う女の子と、見た目が良すぎて人間不信に陥っている拗らせ男子の恋の話です。
本編完結済。
後日談を連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 18:00:00
56439文字
会話率:57%