『桜はそっと淡く咲く』の続編です。
門叶と警察学校を卒業した律が、新たな事件に巻き込まれる中で、愛を育む物語の始まりです。
門叶の片想いで終わった物語が再始動。
成長した律のスパダリっぷりをぜひ読んでほしです。
一課の門叶(とかない)はあ
る日、久しぶりに繪野律(えの りつ)と出会う。
警察学校を卒業した律が、移動で赤羽署の管轄内の交番に配置転換となってやって来たのだ。
目の前に現れた律は、瞬きさえ忘れるほど凛々しい警官になっていた。
制服姿の律はある住民の苦情を抱え、報告と対処方法を求めて警察署にやって来た。
浮かんでは消える律の存在を、再会ではっきりとした輪郭を持ってしまった門叶。誤魔化していた淡い恋を再燃させ、無邪気に慕ってくる律に翻弄される中、成人男性の遺体が見つかった。
門叶は律の協力のもと、事件を追うことになったが……。
事件は解決するのか。律を悩ませる住民の苦情とは? そして門叶の想いは報われるのか。
好きを詰め込んだ作品です。こちらだけでもお話はわかると思いますが、桜はそっと……を先に読むことをお勧めいたします。
※ リヒャルト・デーメル
ドイツの詩人で、第一次世界大戦を生きた人間。
終戦後の1920年に戦争時の傷の後遺症が元で死去。
多くの作曲家が曲を付けた。また、彼の詩を元にしたシェーンベルクの弦楽六重奏曲『浄夜』は特に有名で、これを引用しております。
※小タイトルは、音楽記号でお話のニュアンスを表しているつもりです。
どういう意味? って思っても、そこはご愛嬌ということでお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:57:54
169146文字
会話率:40%
元カレと別れた元クズ受けの新入社員が元カレだった。
付き合っていた時は受けが攻めを蔑ろにしていたけど、別れた後性格を改真面目だけど陰キャに。
攻めは受けが変わったと最初は信じくて猫被りだと思っているが、改心したとのちに気づく。
最終更新:2022-08-15 07:37:56
228文字
会話率:0%
幸せとは何だろう。
その答えを探す三嶋 柊弥は
とある事情から甥っ子を自分の息子として迎え入れ家族になった。周囲に助けられながら璃久を育てていたがある日限界を超え倒れてしまい、面倒を見てくれた担当医 一之瀬 ときや に柊弥は惹かれていく。
そして柊弥が幸せの答えを探し続ける意味とは。
ある家族の物語り。幸せの答えは何処に.....
「愛のカタチ」のスピンオフです。
メンバー全員登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 10:44:57
15390文字
会話率:42%