ステラは年に一度、星祭りの前の晩にだけ、魔法使いのエリオスに抱かれる。ステラの持つ魔力を、エリオスに捧げるために。
彼が必要とするのはステラの魔力だけ。なのに、エリオスはいつだって甘く優しくステラを抱く。まるで愛されていると勘違いしてしまう
ほどに。
だけど、彼の婚約が決まったことを知ったステラは、2人の関係の終わりを覚悟する。今日が最後の夜だと思っていたのに、エリオスはそうではないようでーー?
七夕なイメージで書き始めたものの、当日には間に合いませんでした…。
アルファポリスにも、投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 22:00:00
13586文字
会話率:47%
書籍化していただけることになりました。
紙書籍は11月24日、電子は25日〜配信開始です。
レーベルはRuhuna様から。タイトルは「初恋の君に、永遠を捧げる 一途な公爵は運命を超えて最愛を貫く」に変更となっております。
公爵子息のローレ
ンスと密かな恋をした、平民の少女リリィ。隠れて年に一度の逢瀬を重ね、成長期の変化と共に身体の関係も深まっていくが、突然現れたローレンスの許嫁に「彼にとってあなたは、女性の身体の扱い方を学ぶための練習台にすぎない」と聞かされる。
それでも大好きな彼の役に立てるなら、と必死に身体で尽くすリリィ。けれど、初夜の練習をした後から、突然連絡が途絶えて――。
子どもの頃に出会った二人が、お互いを想い合うが故にすれ違いつつ、幸せになるまでのお話です。
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◆タイトルに*→性的な描写あり。
◆リリィの姉、ティアナのお話 → https://novel18.syosetu.com/n1635ga/
(こちらも改題の上、書籍化して頂きました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-20 12:43:04
178795文字
会話率:40%