西暦2050+3012i年。世界は筋闘士と呼ばれる男達に支配されていた。
彼らの極限まで発達した筋肉は、腕力で軍隊を葬り、国を滅ぼし、島を沈め、大陸を創造し、やがで宇宙の法則を書き換えるまでに至った。
筋力無き一般人達は、筋闘士達の命
令に逆らうことができなかった。世界中のありとあらゆる地域で、一人の筋闘士による統治が横行した。
そんな世界に反旗を翻す、一人の女が現れた。
名は 南出(みなみで) 遊夏(ゆか)。
レベル7776那由多。計算筋力9998不可思議ヨタフロップスを誇る、女で唯一の筋闘士。
彼女も他の筋闘士と同様、世界制覇を目論む。
しかし、女である彼女に突き付けられるのは非常な現実!!
襲い来る全世界オメコ中継! 13種類の野獣とのセックス! 東アジアの全人口によるレイプ!! 四次元触手に混沌核を犯されてのチェーン表記オーガズム!!!
ワールドワイドな晒し者として有名になりつつも、遊夏は決して諦めることなく勇敢に闘いを挑む!!
ナマの事実として原因無くして敵をぶちのめす「自明拳」
同じものは同じであるという根本原理A=Aを破壊する「自同律破壊拳」
その他様々な究極のパンチを武器に、1人の女は世界を駆ける!!
これぞ、彼女の極限まで発達した筋肉のなせる技!!!
・性に関わることは現実においては、強制された場合は勿論、積極的に関わった場合にも他者の権利を害しない限り恥じるべきことではありません。現実世界においては合意の羞恥プレイ等の場合を除いては、作中のように性に関わる他者や職業を嘲笑し、差別することには強く反対します。
・性の充足を目的とする表現は、フィクションを性の対象とする人にとって大切なもので、決して恥じるべきものでも、劣ったものでもないこと強く主張します。
・キャラや世界観等に年齢制限はありません。また、プライベートで本作品を発表、需要、需要していることを公表したことでの所属先等からの不利益(学校教員等である場合も含む)、勤務中等に閲覧した場合においても過大な処分がなされること、本作品を取り扱う企業に対する取引排除等には強く反対します。
・この作品における国籍、人種、民族、性別等に関する描写は、作品の世界観、文脈、ストーリー展開、均衡などを総合的に考慮し、現実の差別扇動のメッセージとならないよう配慮して行っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 12:13:56
161344文字
会話率:27%
この物語は「有限の巨大な自然数を定義する関数」が記された魔書によって魔法が齎された異世界が舞台です。しかし“私たちの世界の言語”によって魔法は記されているため、まだ誰も、その真実には辿り着いていません。この物語は、名門家の若き娘であるテト
=マ=リッサーが、この世界の数学でいうところの「ペアノ算術の限界」をこえる巨大関数を発明し、世界で最初の魔法使いと称えられるようになるまでの物語です。
カクヨム版との違い:性描写関連での制約を解除します。
備考:作者はプロフェッショナルを志望していません。巨大数研究や生業の合間に執筆をしています。つまり、現状では1年に2話投稿できるかどうかです。気長にお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 14:54:44
77437文字
会話率:61%
魔法とは不条理なものであると私は考えています。例えば、魔法が作り出す火は、その世界の原理に基づいているのではないという考えです。その世界の原理に基づいてしまえば、それは科学になってしまいます。さて、私は、ここに、魔法が「演出の道具」でしか
なくなってしまう原因があると感じます。魔法がなぜ発生するのかという定義は、科学ではないのだから必要がありません。しかし、魔法が成立する条件については、これは明確に定義しないと、魔法は「演出の道具」にしかなりえません。例えば、主人公がより強力な魔法を身につけるとき、それはどのように定義されるでしょうか。より強力な魔法は、より高位の精霊の力を得ることが出来たとすることにしましょう。では、その精霊は、なぜより高位なのでしょうか? 問題の解決を、精霊のような未定義なもので解決することは「作劇における魔法」と云えるでしょう。この「作劇における魔法」を作者は無尽蔵に使えるのです。これは“ご都合主義”のひとつかもしれません。
この作品は、この問題の根本を解決する方法を発明しています。魔法は「巨大な有限の自然数を定義する関数」により成立すると私は定義しました。この「巨大な有限の自然数を定義する関数」は、急増加関数により順序数で評価され、順序数よって魔法の優位性を自明にすることが出来ます。そして「巨大な有限の自然数を定義する関数」は「作劇における魔法」とはなりません。それが、より「巨大な有限の自然数を定義する関数」であるないかの決定権は作者にはないからです。作者は、魔法が「Well-defined」であるかどうか、小説という文字列の中で探求しなければならない。これにより、魔法を成立させることそのものを、作品のテーマとすることが出来るわけです。
しかし、巨大数を魔法と組み合わることは、他の重大な問題を発生させます。それは、巨大数の増大率が尋常ではないために、巨大数の価値を保ったまま、戦いを描くことが出来ないことです。この重大な問題を私は「矛盾」という言葉の成り立ちによって解決しました。つまり、魔法は「全てを貫く剣」と「全てを防ぐ盾」だとしました。そして、この魔法が衝突して「矛盾」が起きたときに、順序数によって優位性を決めると定義しました。
※ 本作品はカクヨムにて連載中のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-09 07:29:53
15163文字
会話率:64%