この物語は「有限の巨大な自然数を定義する関数」が記された魔書によって魔法が齎された異世界が舞台です。しかし“私たちの世界の言語”によって魔法は記されているため、まだ誰も、その真実には辿り着いていません。この物語は、名門家の若き娘であるテト
=マ=リッサーが、この世界の数学でいうところの「ペアノ算術の限界」をこえる巨大関数を発明し、世界で最初の魔法使いと称えられるようになるまでの物語です。
カクヨム版との違い:性描写関連での制約を解除します。
備考:作者はプロフェッショナルを志望していません。巨大数研究や生業の合間に執筆をしています。つまり、現状では1年に2話投稿できるかどうかです。気長にお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 14:54:44
77437文字
会話率:61%