雑誌の取材中に震災があり、視点人物の岸田紀子はより被害が大きかった地区に住んでいた同人誌の師匠が行方不明になっていることをネットで知る。取材先から死体が回収され、並べられた市民ホールに向かい、死体見分を始める。が、師匠の死体は見つからない
。その過程で紀子は静かに狂い始めるが、同時に師匠の実子、藤森信一と出会う。その後、紀子は信一と一緒に死体を探し始める。が、師匠の――信一にあっては父の――死体は見つからない。やがて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 10:00:00
22511文字
会話率:77%
【タグがネタバレ注意】
とある世界、とある国で、傭兵と呼ばれるなんでも屋をやっていたテオは、大嵐の後に存在を聞いたこともない「西方伯の三男」なる人物から依頼があると招かれた。
報酬は殆ど用意できないが、川の氾濫にあった小さな集落の人々を助け
に行って欲しい。
まったく利益にならない話に、テオは相手側から断らせようと無茶な要望を出すことにした。
「ヤらせてくれる貴族の処女を用意してくれ」と。
断るかと思われた西方伯三男アッシェは、意外なことにこれを了承し、テオは「グラウ」という名の女と夜を共にすることになる。
・・・
エロは薄いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-20 00:13:36
15345文字
会話率:39%