主人公の鈴尾里奈は火災で煙を吸い、助かるかもしれないけれど生きることに希望がなく死を受け入れた。だが里奈は死んでいなかった。目覚めると知らない場所にいて、傍らには冷たい眼差しで自分を見つめる男の姿。男は里奈に「お前は誰だ」と言い、鏡を渡され
鏡を見れば、見知らぬ女性の姿がそこに映っていた。里奈は男の妻の体を乗っ取ったらしいが、男は特に気にしていないような様子。
元々形だけの夫婦でお互いに愛はなかったらしいが、里奈は男の優しさに触れているうちに少しずつ好きになっていった。
3話構成ですが9000文字もない短編です。
R18は3話のみです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 13:34:53
8835文字
会話率:41%