家庭の事情で中学進学と同時に引っ越してきた「僕」は、名簿順で席を並べることになった逢沢と、男二人でぼんやりとしていた。僕らは絶望して、とにかく静かな時間を求めていたのだ。中学、高校と共にすごすうちに、逢沢の「秘密」を知った僕は……。
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基本的に、自作品『兄と妹としては』のBL部分の抽出・転載となります。(中学生・高校生編は、昨年パイロット投稿したものそのままなので、多少文面が異なります。最終話は、改稿して『兄と妹』の方の後日談を少し付け加えています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 18:00:00
31466文字
会話率:27%
ごく普通の小柄な男子高校生、暮石唯。しかしある日、音信不通だった父が現れてからその日常は一変する。父が残していった、謎の少女リリ・ヘンゼーラ。彼女は言う――私は魔族、そしてあなたにもその血が――と。そう、唯の父は魔族だった。つまり、唯は半人
半魔だったのだ。数奇な運命に翻弄され足掻く、少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 00:03:05
18336文字
会話率:54%
俺は大学を卒業して就職先に選んだのは、それほど大きくはない中学生・高校生の通う学習塾。
あれから5年、27歳、いまだ独身。仕事も慣れすぎて、刺激の少ない毎日に突然降って湧いたような出来事の数々。
そう、あの早朝のドライブの夏の日から…
最終更新:2013-08-16 00:18:58
92791文字
会話率:48%