家庭の事情で中学進学と同時に引っ越してきた「僕」は、名簿順で席を並べることになった逢沢と、男二人でぼんやりとしていた。僕らは絶望して、とにかく静かな時間を求めていたのだ。中学、高校と共にすごすうちに、逢沢の「秘密」を知った僕は……。
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基本的に、自作品『兄と妹としては』のBL部分の抽出・転載となります。(中学生・高校生編は、昨年パイロット投稿したものそのままなので、多少文面が異なります。最終話は、改稿して『兄と妹』の方の後日談を少し付け加えています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 18:00:00
31466文字
会話率:27%