杵島 純(きしま じゅん)小学5年生。いじめと虐待の日々を送っていた彼は、ある日謎の力に目覚め、それにより彼をいじめていた生徒たちを殺してしまう。混乱の中を必死に逃げた純は、1人の少年と3人の男たちが暮らす見知らぬ家に保護される。「ここはど
こ?僕はどうなってしまったの?」誰かを傷つけてしまう力に目覚めた孤独な少年。家族のように仲良く暮らす優しいけれど不思議な住人たち。そして彼らの前に現れる「妖怪」と呼ばれる異形の存在たち。これは時に優しく、時に残酷で、時に愛おしくなってしまう奇妙な世界に迷い込んだ一人の少年の物語である。
※こちらの作品はpixiv、アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-09 04:48:44
44882文字
会話率:25%
天明七年・春。由太吉は妹のおさとと共に郷里を後にした。
江戸へと登る最中、山賊に襲われた由太吉の窮地を救ったのは見上げるばかりの美丈夫、紅糸狼。
男に助けられた由太吉は江戸日本橋にある呉服太物問屋(ごふくふとものどんや)・狸塚屋(まみづかや
)に身を寄せることになったが、そこにいたのは猫、犬、狸、狐……多種多様な狐狸妖怪の奉公人達だった。
流血あり/攻め以外からの無理やり表現あり/攻めと女性との関係をほのめかす表現があります/「L」部分含め全体的に大変ゆっくり進行です/下に続きます/重め
・作中、商人が武士(目上の人間)に対して「ご苦労様です」と言う場面が出てきますが、諸説調べた上であえて使用している表現です。あらかじめご了承ください。
・以前別サイトにて別名義で公開していたものを加筆修正。
・現在メクるでも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-11 01:25:59
192703文字
会話率:39%