ヴィオラント・レッツェルハイン。『姫君は夜と踊る』というコミックに出てくる悪役の名だ。事故死した後、何故かヴィオとして目が覚めた主人公は、ヴィオとして生きていくことを決意する。
だが、いずれ悪役として『主人公』に殺される以前に、悪役とし
て表に出られないことに気付き……。
騎士×主人。主人が受です。
サブキャラで男女恋愛も普通にあります。苦手な方はご注意ください。
(※1 不定期に更新しています。今、おやすみが多いです)
(※2 本番なしと書いてましたが、少しずつ慣れてきたので後半から入ります。R18要素が苦手な方は、該当ページのみ飛ばして読んでください。それでも通じます。)
(※3 感想板、クローズしてます。)
★2017.2、一迅社のロワ・ノベルズにて書籍化しました。ダイジェスト化や削除はありません。
(発売時期に子会社化などのあれこれが起きて、レーベル名が変わったり、そのまま消えたりして、二巻は出ないままでしたorz)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 01:23:14
1006146文字
会話率:52%
婚約者である祐一郎と玲司は二十歳で番契約
大学卒業と同時に結婚
祐一郎に恋をした同期により、玲司が暴行未遂事件の被害者になる
外出恐怖症になり、家にこもる玲司
かろうじて外部との接触は、仕事を持ってきてくれる出版会社の編集者中村と、往診して
くれる相良医師。
結婚したときから週に一度、接待や付き合いのために夕食を外でとっていた祐一郎
半年前から週に二度になり、この一ヶ月は一日おき
一月のある日、ワイシャツについていた知らないオメガの移り香に玲司が気がつく
元々政略的なものでも、祐一郎を愛していた玲司は、心が揺れ動く
調べるためには、家から出なくてはいけないが怖い
しかし、意を決して少しずつ家から離れて調べていく
祐一郎は一月のある日、玲司のデニムから煙草の匂いを感じた。
二人は煙草を吸わない
煙草を吸う男と、それなりに近い距離なのか密室なのか。とにかく会っていたということか
玲司は外出恐怖症のはず
相手は誰か
たった一度香っただけの煙草の香りが、祐一郎に焦燥感を植えつけた
オメガバースの話です。
ご都合主義です。
フィクションのため、個人名や建物の名称などは架空のものです。
病名なども架空のものです。
今回も優しい目でお読みいただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 08:33:12
54172文字
会話率:29%