遥か昔、統一王国を樹立した伝説の王の傍らには、美しい聖獣がいた。
それから五千年、世界は相変わらず乱れていた。南の王国アルメイラの第二王子フシャルは、いわれ無き罪で処刑されようとしていた。
絶望だけしかない彼の前に現れたのは、見たことのな
い青年シャフィール。彼は自分を聖獣だと言い、フシャルに忠誠を誓う。
だが受け入れられないまま処刑の日がきてしまう。炎の中に落ちたフシャルを救ったのは。
二人の出会いから始まった旅は世界を動かし、やがて五千年前の伝説を紐解くことになる。
自サイトに連載していましたが、サイト閉鎖に伴いこちらに投稿させていただきます。
見やすく分かりやすいように、多少再編集してはいますが、基本は変わっておりません。
長い話ですので、よろしければのんびりとお付き合いください。
また、拍手のお礼として書いたSSと、今後更新予定の外伝は別にあります。
「聖雷伝拍手お礼SS&外伝」でお探しください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-11 00:00:00
609804文字
会話率:40%