その日、私は恋仲になった王子様の誕生日プレゼントを買いに王都へ出掛けた……はずだった。――気が付いたら私は地下牢に幽閉され、使い魔は殺されていた。喉は潰されおり、助けを呼ぶ事も魔術を使う事も出来ない。足の腱は切られ、自分の足で逃げる事も出来
ない。鉄格子の向こうで、鍵を持った王子様は零れるような笑顔で笑う「ロゼッタ。これで君は私の元から逃げられない、ずっと一緒だ」と。
(※1「喪女と魔獣 ー王子様の呪いを解いたら求婚されて困っています?!ー」関連の何か。こっちにはエロとグロしかありません。※2スパイス程度に女同士の絡みがあります、苦手な方はご注意下さい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-09 04:01:11
97727文字
会話率:40%
(第一章)子爵家令嬢マリリヴェール・オストナーは、領地である港町で一人の青年と出会う。彼の名を『ラルフ』。彼には自分を引き付けて止まない力があった。彼女は、そんな太陽のような彼に恋をする。しかし、彼に惹かれていくうちに、そんな彼に違和感を感
じるのも事実で…。「あなたの瞳は…だれを見つめているの?」(第二章)自分の立場と想いに揺れ動くマリリヴェールと、態度を変化させてきた『ラルフ』。マリリヴェールは婚約者(?)と彼との間で苦渋の決断を迫られ…。(第三章)自分の気持ちに素直になることが許されない二人の行方は…?---これは恋を知り、恋に傷付いた者の切ない恋愛物語---*本編、完結いたしました。只今作者の自己満足な番外編更新中。本編では出来なかったいちゃいちゃ目指してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-25 13:42:45
213298文字
会話率:30%