▼第1話 ポルチオ付きのラブドール:家庭内別居中の夫は溜まりにたまった欲望を満たそうとアンドロイドを買ったのだが、妻も……▼第2話 強姦未遂から始まる恋:襲った42歳厄年HIV感染男と、襲われた35歳女郎蜘蛛女の顛末は……▼第3話 ボンクラ
王太子は勘弁してくれえ:転移した現場はなんと婚約破棄を宣告した直後で、同じ高校野球部の……▼第4話 悪役令嬢よ大志をいだけ:私は侯爵令嬢で王太子の婚約者。そしてお決まりの婚約破棄を宣告された。一学期末に続き二度目。まあ突き付けられる証拠はお粗末そのもの。私は破棄でもいいんだけど、陛下が許すわけがない。でも、その晩に夜這い、夢イキ。そして腹上死……▼第5話 王太子の愛妾様は処女だった:公爵家の坊ちゃんを慕う侍女は彼の目の前で王太子に奪われてしまった。王宮では夫婦間の睦言を同時通訳させられ百合正三角関係に……▼第6話 シンデレラのお継母さまも幸せに:あの童話を魔法抜きでリアルに理屈っぽく再現。そしてヒロインを立派に育て上げたお継母さまが自らを慰めていると……▼第7話 タヌキの恩返し ~狸女房~+真説・鶴女房 木下順二作「夕鶴」の向こうを張って……▼閑話 底辺作家の完結ブースト(グラフ付)▼第8話 夫の愛人は誰?:初夜に宣告されたので探ると意外な……▼第9話 悪役令嬢は婚約破棄を断固拒否:すべてお見通しですよ(ひとり語り)……▼第10話 聖女様のストライキ:団交の驚くべき要求とは69……▼第11話 卑弥呼の鏡:皇帝からもらった鏡の使いみちは……◆◆概ねコメディータッチで、ハピエンです。R18エピソードには★、微エロ・エピソードには☆を付しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 01:11:59
129070文字
会話率:25%
西暦2032年、ロサンゼルス。アメリカでは中国との対立が激化して、NSAの『チャイナ・キラー』作戦によって中国共産党員とその資金が排除されていた。『分断』の傷が癒えない社会では、『ヘイトスピーチ』と『フェイクニュース』が常態化していて、そ
んなある日、日本製のインターネット・ゲーム『スクリーム・オブ・クリチャーズ7』に没頭していた市内の男が変死する。
FBIのパーカー捜査官とグティエレス捜査官が、その事件を捜査する。コンピュータ・オペレーターのクロエが、2人の捜査を補佐している。捜査を進めると、他にもゲームの最中に感電を感じたプレイヤーたちが大勢いて、2名の変死者たちがいることが分かった。どうやら死因は感電死のようだ。
サンタモニカの街中には、日本人のセイゾウ・ムナカタが経営する『ITO(糸)』というスシ・レストランがあった。大学生であるセイゾウの娘のトウコがウエイトレスをして、30半ばのマサミ・マキがセイゾウの弟子として調理人を務めている。
マサミは美しい男だが、少し背が低く、吃音があるためにとても無口である。ある夜、マサミは指名手配されている中国共産党のスパイ、ジャッキー・ヨーに似ているとの疑念をかけられ、吃音が災いして、市警察へと連行される。
トウコが市警察にマサミを引き取りにゆくと、その場で運悪く、高校時代の同級生だった、コロナ禍以降の格差が原因で父親が職を失い、プラウド・ボーイズの一員になったベンジャミンと出会してしまう。数日がして、ベンジャミンはプラウド・ボーイズのリーダーたちに唆され、トウコにしつこく付きまとうようになる。
一方、ゲームのプレイヤーたちの感電死は、FBIの捜査によって、インターネットを介した過電流が原因だと特定される。それには、ネット上で都市伝説化している、1999年のニューヨークで起きた『伝説の事件』の際に、その街に現れた『スピリット』と呼ばれる電磁波の変異種の影響ではないかと、示唆する者たちがいる。マサミも日頃から『スクリーム7』を心に湧き起こる怒りとストレスの捌け口にしていた。
そんなある朝、トウコがプラウド・ボーイズに拉致されてしまった。
これは、「スピリッツ・オブ・アメリカ」に派生する後日譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 07:32:10
231535文字
会話率:8%
この熱を、永遠に喪う日が来ることを。
出会う前から知っている。
高校一年生、15歳の嘉世子は学校にただの1人の味方もいなかった。
体操服を隠され、悪口を囁かれても、病弱な母親に相談することなく耐えてきた嘉世子。いずれゆるやかに終わ
るかに思われたこの生活はしかし、母親が殺害されたことによって唐突に断ち切られた。
「たちの悪い姫宮候補もいたものだ。産んだ子供、それも娘を報告していなかっただなんて」
母の唯一の親戚を名乗った白髪の女は、そう言って嘉世子の腕を強く引いた。
「助かりたいなら自分で助かるんだね。」
連れられた先は、山奥の学園。
「恋をして恋をして、必ず相手を殺すんだ。そうしたら、いずれここから抜け出せるよ」
穏やかに微笑んで告げたのは、嘉世子を選んだ和梛津。
「君が僕に恋焦がれるほど、僕は傷つけられて死んでいく。僕が君に惹かれるほど、君は痛めつけられて死んでいくよ」
言葉を失った嘉世子に、和梛津は目を細めた。
「そういうルールなんだよ。僕たちは卑弥呼の末なんだから」
卑弥呼の末。学園の子らはみんなそうで、病弱な母もまた、古の女王の末裔だった。
「あなたに恋をしなければ、あなたは死なない?」
「死ぬよ? 君が僕に恋しなくても、僕は他の誰かと恋をして、そうして殺すか殺されるかだ。三ヶ月以内に恋できなければ、僕と君の関係はお終いだからね」
「絶対にどちらかが死ぬの?」
「死ぬさ。でも、死ぬまでの期間は調整できる。惹かれすぎなければいい。より愛された方が死ぬから負け、愛してしまった方は、相手を失うから感情論から見ると結局負けなんだから」
「誰も勝たない」
「恋情を持たなければいい、愛情を向けなければいい」
「できるの、そんなこと」
「できるさ、君と僕なら。ーー共犯者だ。死ぬまで、互いに恋するふりをしながら、お互いに何とも思っていなければいい」
「分かった、あなたに絶対恋しない」
「うん、僕も君には恋しない」
「「よろしくね、共犯者」」
けれどそれは、和梛津のついたとんでもない嘘だったーー。
アルファポリスと重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 23:51:59
3143文字
会話率:33%
女王卑弥呼の奇想天外な物語。先ずは、南洋の海辺で生まれ育った少女卑弥呼が女王国へ旅立つ物語からの始まり。始まり。魏志倭人伝を斜め読みすると意外な倭国の姿が見えてきた。時は三国志の時代、東アジアの海洋国家が輝きを増していく。
最終更新:2020-04-16 05:59:49
692223文字
会話率:3%
主人公大黒ヨウマは、自身が務める会社の工場の休憩時間に、同僚達から隠れて、自身が毎日欠かさずにプレイしているアプリゲーム……。それも、わざわざ、会社の同僚達から隠れてまでプレイをするゲームなのだから、もちろん、大黒の邪な思いが沢山募る、十八
禁ゲームと言う奴でね。それを隠れてプレイをしていると、何故かしら? 工場の荷物が落下してきて、下敷きになってしまったのだよ。
う~ん、せめて、人気のある場所で、ゲームをプレイしていれば早期発見されて死にまで至らない可能性もあったのだが。彼は会社の同僚達に十八禁のゲームをプレイしている事を知られたくないので、工場の陰でコソコソとプレイをしていたから、発見が遅れてしまい極楽浄土へと誘ってしまうのだが。
そこには何故かしら、見知らぬ女性だいるのだよ。それも人ではなく、九尾の狐と化した妖艶卑弥呼さまが、大黒を待っていたのだ。ムフフとした妖艶な御姿でね。そして大黒を昇天させて桃源郷と言う名のハーレム……。アプリゲームの世界へと誘うのだよ。
でッ、ゲームの世界へとついた大黒は、妖艶妖狐の卑弥呼さまの命令で、大陸へと帰還したくて仕方がない楊貴妃さまや始皇帝さまの為にと、巍の曹操と手を組み大陸へと向かうのですが。さてさてどうなることやら……。
まあ、今流行りの? 古の英雄達が誰でも彼でも美少女化して、脱いだら凄いのなんのと、十八禁のゲームの世界での御話で御座います。
異世界ファンタジー・RPGの世界観・美少女ハーレムの御話で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-03 22:00:00
43149文字
会話率:12%
生まれてすぐに捨てられ、奴婢のタカに育てられたユウは、際立った美貌に恵まれながら内気で臆病で、生まれつき言葉も不自由な少女だった。だが大和の国の王族アスカが、突然ユウの前に現れたその日から、ユウの運命は大きく変わっていく……。
倭の女王卑
弥呼と邪馬台国を舞台にした、恋愛ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-06 22:04:32
162226文字
会話率:57%
幼い頃に入ってはいけないと言われていた森に入ってしまい…… そこで怪我をした子狐を助けた
そんな麻也に惚れた子狐とよく分からず 結婚の約束をしてしまった麻也
成長するにつれ、そんな約束をした事など忘れてしまい、気が付けば12年の時が流れ
ていた。
ある日、自分のクラスに転校生がやって来ると聞き…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-04 18:41:11
337文字
会話率:0%
織田美樹(おだ みき)は土木でアルバイトをしていたが突如現場に大きな穴が現れる、そして……
ピクシブ文芸にも投稿しています。
最終更新:2017-09-25 14:02:41
22647文字
会話率:44%
時代は古代。
日本は神の声が聞こえる不思議な女性「|卑弥呼(ひみこ)」の国、邪馬台国をはじめとした国々が列挙していた。
そんな時代に生まれた、もう一人の神の声を聞く力を持つ少女「|台与(とよ)」
幼いころからその力を見出された台与は卑
弥呼の下で修業の日々を送ることになる。
しかし、ある事件をきっかけに台与の人生は大きく変わることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-10 23:31:48
70024文字
会話率:50%