鬼と人間の間に生まれた半妖――四季《しき》
結界術師として朝廷に仕え、真面目に生きる日々を送っていたが、誕生日の晩に仲間であるはずの結界術師たちから罠にかけられ、殺されかける。
四季は妖怪を忌み嫌う人間を恨み、復讐を誓い、時間転移術を遣う。
転移先は、三千年後の世界だった。そこで、考古学者を名乗る一人の男と出会う。
聞けば、この時代には妖怪はいないらしい。
ならば、妖怪を復活させて百鬼夜行を起こそうと考える四季に、男は優しい笑みで手を差し伸べる。
「君のためなら、私はなんだってするよ」
優男かと思いきや、一転。男は、妖怪学に魅入られた狂人だった。
異常ともいえる男の執着心が、四季を情欲の沼に引きずり込んでいく……。
人間と半妖が紡ぐ、三千年の時を超えた至高の執着愛――
公募用タイトル:三千年と一夜
物語が折り返しを過ぎたらアルファポリスにも掲載予定です。
8~10万文字で完結予定です(あくまで予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 07:00:00
63357文字
会話率:40%
平穏な町で起きた不可解な殺人事件。一件目、そして二件目と続く犯行に解決の糸口はなく、恐怖に駆られた人々の間で広まる噂があった。
『これは“緑の悪魔”の復讐だ』
一方、人目を偲び生きる半妖精の少年は、森の中で怪我を負った人間の青年を助けるが─
─。
□
・別サイトにて別名義で2013年9月に完結・公開したものをうっすらと修正(現在そちらは非公開中)。SSその3のみ新規執筆。
・他のサイトにも掲載しております。
・暴力表現が入ります。苦手な方はご注意ください。
※こちらは以前完結した話を大幅に加筆修正したものです。
□
・2014年12月31日 本編完結しました。ありがとうございました。
・2015.1.18 SSその1追加
・2015.2.27 SSその2追加
・2015.3.2 SSその3追加
・2017.1.21 改稿のため一度検索システムから外しました
・2017.4.28~ 加筆修正版更新
・~2017.6.16 加筆修正版完結(SSは現在非掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-16 08:00:00
234818文字
会話率:34%