「魔力マッチング!? なにそれ?」
「あまりにも魔術師が結婚しないから、お偉いさんが強制的に結婚してもらうようにしたんだって」
ある日突然、魔術師不足を理由に魔力の相性の良い者同士を発見する魔術具が発明される。それはマッチングすると身に
付けている魔術具が音を出し、キスするまで止まらないというもの。
恋愛経験が少なく処女のマリカは抵抗するが、マッチングする人が少ない事を知り登録することに。しかし登録したとたん、目の前にいた自分を嫌っている天才魔術師ルークとマッチングしてしまう。しかたなくキスした二人だったが……
設定ゆるゆるです。エロ多めの時は★マークがタイトルについています。
◆電子書籍が配信されました◆
ありがたいことにシェリーLOVEノベルズ恋愛小説大賞にて優秀賞をいただけました。これも読んでくださった皆様のおかげです。ありがとうございました。
シェリーLoveノベルズから「魔術具でマッチング! 宿敵の天才魔術師と結婚させられそうです!」と改題され、各電子書店で配信中です。
https://ohzora.jp/books/1005926/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 23:50:28
134748文字
会話率:41%
神様の愛玩花嫁として召喚されたのは、幼い頃に禁忌を犯した少女だった。
神嫁は天を統べる至高神によって選ばれ、神殿からの迎えが来るまでは番人とともに慎ましく暮らしている。だが、幽鬼との激闘の末に長い眠りについてしまった竜糸の竜神の花嫁に
選ばれた朱華(はねず)は、強い加護のちからを持っていなかった。しかも、二十歳の誕生日になったら未晩(みかげ)に処女を捧げ結婚する約束をしており、寸前まで触れあっていたという――どうやら、未晩が横恋慕して彼女の記憶を改竄してしまったらしい。
神嫁となる乙女の特殊な桜蜜(おうみつ)が必要だという守人に半ば攫われるような形で朱華は神殿へ。
過去の記憶を取り戻すため、また、眠れる竜神さまを起こして花嫁となるため、朱華は桜月夜の三人と行動することに。
あと二日で訪れる誕生日を迎えたら、竜神さまの花嫁にならないといけないのに、封印が解かれる日まで護ると言った総代・夜澄(やずみ)が気になってしまう朱華。
けれど彼女をあきらめきれない未晩も思わぬ形で現れて……
神々に愛された罪深き少女が最後に選ぶのは?
これは、幻想的な和風異世界で繰り拡げられる神と人間と鬼とが織りなす恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-17 23:00:00
126610文字
会話率:41%