僕には、記憶がない。
なぜこんな錆びれた砂の世界にいるのかも、
何故生きているのかも分からない。
ただ……
“死にたくない”という本能だけで動いていた。
そんな時に出会ったのがキミで……
「お願いします。私たちと共に来てくれませんか?
あなたの力が必要なのです」
目的も希望も無かった僕に、
生きる意味を与えてくれたのは……
いつだって、キミだったんだ。
だから僕は……
『キミを守るよ。命に変えても』
これは僕と彼女の果てない約束
そして、……
それはこの世界を救う、“希望の約束”折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-22 02:22:11
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