イタリアのドイツ大使館に勤務することになった武官のフランツは、久しぶりに幼い頃育ったミラノを訪ねる。幼馴染みだったパウロに会いに来たのだが、パウロはゲイポルノ俳優兼監督となっていた。パウロはフランツに会えたことをとても喜ぶが、何かに困ってい
るようだった。フランツが強引に聞き出すと、ゲイポルノ映画の撮影をしなければならないのだが、肝心の相手役が来ないという。しかもその映画はマフィアのドンの誕生日プレゼント用に依頼されたもので、出来なければパウロの命が危ない。フランツは大切なパウロを救うため、パウロの相手役として撮影に臨む……
甘い言葉で相手を翻弄させるミステリアスなパウロと生真面目で健気で頑固なフランツ。ゲイポルノ監督兼俳優のイタリア男×軍人のドイツ男のBL小説です。
ヨーロッパにおける迷言集で、
イタリア人はドイツ人を尊敬しているけれど、好きじゃない
ドイツ人はイタリア人が好きだけれど、尊敬していない
という言葉にもあるような伊×独萌えで書いてみました。再びこちらのサイトで投稿を開始します。アルファポリス、fujossy、エブリスタにも掲載。
※3/4、タイトル名を長くしてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 19:06:04
69649文字
会話率:48%
ミリタリーオタクである私が書く日記です。
日々の学習のためのアウトプットと文章の練習用に書いてますが、海外の軍事情報等もまとめる予定です。
最終更新:2020-10-13 18:44:51
243文字
会話率:0%
一九一四年の戦場でのクリスマス。国民が歓呼の声をもって迎えた第一次世界大戦の火ぶたがヨーロッパで切って落とされた。
『だれもが勇みたち、パリまで行って帰る散歩程度のことに思っていました――ケーテ・ローデ、一九〇六年生まれ』
あれから五ヶ月。
戦場では歪んだ男の感情が恋へと発展し、クリスマスという特殊な夜が与えた魔法で、一時の平穏を得るのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-09 21:00:00
3267文字
会話率:37%