私は双子の王女の妹、アレーシャ。私たちの国は帝国との戦争に敗れ、私は賠償として帝国へ嫁ぐことになりました。私が嫁ぐ相手はなんと皇帝です。
本当は姉が皇帝の元へ輿入れする予定でした。しかし、私の双子の姉は、実は男性なのです!
我が国がずっと女
王制を敷いてきた都合で、兄は女性のフリをし、他国との外交を続けてきました。
兄を見た、他国の要人はこのような渾名をつけました。『真珠姫』と。
兄は男性ですが、白に近い金髪と白磁の肌を持っていました。双子の妹である私もです。
兄が女性のフリをしているというのは当然、外には伏せられています。さすがに男性を皇帝の妻にするわけにはいかないので、私が兄のフリをして嫁ぐことになったわけですが……。はたして上手くいくのでしょうか? 不安でたまりません。
※アルファポリスに掲載したものを、加筆・修正しておりす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 22:00:00
18634文字
会話率:29%
「というわけで、私は番を求めて婚活なるものをしたいと思います」
白狐の清夏(さやか)と人間の少女、湊(みなと)。二人は山奥で静かに暮らしていた。
ある時、清夏がオトナのおもちゃを大量に持参して婚活パーティーに行こうとする。婚活を何だと思っ
ているんだと湊はツッコミつつも、内心気が気じゃない。なぜなら、彼女は育ての親の清夏に密かに想いを寄せていたからだ。
清夏を送り出した後、彼の婚活が失敗すればいいのにと泣く湊。
しかし、清夏の婚活は思わぬ結果になり――?
おっとりほんわか、でもなんだかちょっとズレたお狐さまと、クールでツッコミが鋭いヒロインが、新しい家族のかたちを目指すお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 20:22:35
11716文字
会話率:41%
ミアは深紅の瞳をした13歳くらいの少年と肌を合わせる悪夢を毎晩見て、悩んでいた。自分は欲求不満でショタコンかと。瞳の色が違うだけの義弟ジョシュアの事が好きなのかと。同時に淫魔の血を半分引くジョシュアも悩んでいた。無意識に大好きなミア限定で振
るってしまうこの力に。天使の純真なミアと天使と淫魔の力を引く潔癖なジョシュアの恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 11:56:18
5342文字
会話率:32%