日々婚活に励む弱小子爵家の令嬢ルーナ・ステラータは、ある日突然医者から「生命力があまりにも枯渇していて、余命があと半日ほどしかない」という衝撃的な宣告をされる。しかも原因不明の病で、治療の手立てはないらしい。あまりの事態に卒倒しそうになっ
たが必死に堪え、ルーナは思考を巡らせた。
……こうなったら婚活どころの騒ぎではないわ。少しでも後悔なく逝けるように、人生でやり残したことをやらなくっちゃ!
だが、残り時間はあと半日。家族に会いに行けるだけの時間はない。好物を好きなだけ食べるとか散財しまくるといったこともやってみたいことではあるが、人生最後にやりたいことかと言われれば違う。
そうして考えに考え、ルーナが最終的に辿り着いた結論は――「処女喪失!」
片思いしてきたアステール・ベルーアン第二王子が夜毎様々な女性を閨に侍らせているらしいという噂を思い出し、ぜひとも彼に処女をもらってほしいと第二王子宮を訪れてみたルーナの運命は……?
(※序盤シリアス詐欺をしていますが、所詮詐欺なのでハッピーエンドに向けて突っ走ります……!)
(本作の改訂版→『余命半日の空っぽ聖女〜』)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 22:24:14
24060文字
会話率:29%
レムは巷では『地獄の天使』と言われる暗殺者。その由来は、ターゲットが男だった場合、望まれたら最後の思い出に抱かれるから。噂が噂をよび、今では『死んでも良いから一度は抱きたい女』とまで言われている。なぜそんな事をするかと言えば、レムの本業は娼
婦だからだ。そして次のターゲットは大陸最強と言われる将軍ガッシュ。レムはガッシュの元に向かい、ベッドに潜り込んだのだが……。
シリアスになるかと思いきや、そうでもない感じです。たまに重たい話(当社比)が入りますが、概ね明るい感じです。エロは相変わらず予告なしに入ります。若干の残酷表現らしき物があります。本編全話を予約投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 00:00:00
100132文字
会話率:41%