米国では青色は卑猥なイメージを連想させる色からのBLUEシリーズです。
各章、独立した話になり、どこから読んでも差し支えないと思います。
☆Maybe blue☆
リーマンもの。相原真沙也(あいはらまさや)は夜の街で、ホストクラブ『グレイ
スガーデン』のオーナー、吉野雅人(よしのまさと)に出会い、ホストにならないかと誘われた。吉野雅人からはゲイだと告げられ、流されやすい自分に危険を感じるが、その事を会社の先輩、滝川総一郎(たきがわそういちう)に伝えると……どうなるねん。というお話。
☆psychedelic blueーサイケデリック ブルー☆
ショートショートなのでお気軽に。
松川碧生(まつかわあおい)は自分の性癖を隠して生きてきたが、ある日、『根なし草』になって自分に正直に生きようと、すべてを捨てて、住んでいた街を飛び出した。そこで偶然出会ったのは吉野雅人(よしのまさと)という男。「ホストクラブで働かないか?」と囁かれて。
☆RED AND BLUE☆
吉野雅人が、またひとりの男をホストクラブ『グレイスガーデン』に連れて来てきた。
でもこの男、たいそう無口なので、ドラァグクイーン(女装家)でNO2のホスト、嵯峨野 涼(さがのりょう)は、どうしたものかと思うのだけど……。
☆BLUE JOKE☆
スコンお兄ちゃん、直太(なおた)は、ひょんなことから、妹が参加しているバレーボールのコーチになってしまった。そこに現れた監督、須賀原清春(すがわら きよはる)が一体何を考えているのかが分からずに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-23 16:27:05
88776文字
会話率:40%