零妃。
それは王族同士の婚姻において、妃となる姫君が幼なかったり、或いは子が出来なかった場合に備え、妃側の血縁から差し出される愛妾。
物語の中心となる零妃は名ばかりの王族の家に生まれた故に選ばれてしまった娘、レイラ。
異なる国や時代を交え
ながら零妃達の憂いや葛藤、そして愛が語られる。
※作中不貞、不妊、不能など、負の要素が頻繁に登場します。
また官能表現も多め(作者比)ですので、苦手な方は閲覧ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-25 23:44:55
57908文字
会話率:6%