物心ついた時から前世の記憶のあるアシュフォード・ネルベルク。
彼はベルネ王国の公爵家当主でありながらBL小説の主人公を大金で買い、その癖「愛するつもりはない」などと言っちゃう、主人公と運命の恋人を引き合せる舞台装置な『悪役公爵』であった。
「断罪は嫌だ!穏便に退場したい!悪役向いてない!」内心泣き言を零しながら主人公との初夜を迎えた彼は……。
美形一族に平凡日本人顔で生まれてしまい、ついでに価値観も倫理観も前世に引っ張られ、割と地獄な生い立ちのアシュフォードは、自分の花嫁である主人公とその運命の恋人である甥を救うために奔走し、物語の強制力に斜め上の方向で翻弄されるのであった。
悪役公爵のキャラ設定もゆるゆるですが、ファンタジー貴族世界そのものがゆるゆるです!おおらかな気持ちでお楽しみください。
※主人公が過去虐待を受けている表現がうっすらとあるので苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 09:11:42
10911文字
会話率:11%
幼いころ、天使のように可愛らしい容姿の幼馴染み・海都から「王子さまみたい」と褒められた朋希は、その言葉を真に受け、以降「俺が海都を守る」という強固な信念のもと日々を過ごしていた。大学生になった二人は、周囲から引かれるほどのべったり生活を送っ
ていたが、ある日合コン帰りの海都が「媚薬を盛られた」と朋希に迫ってきて……。
思い込みの激しい受けが、あれよあれよと攻めに流される話。エロは最後の方に。
ゆるふわ執着美形攻め×勘違い強気平凡受け。
大学生同士の幼馴染み。
他サイトにも掲載しています。
攻め〜海都(20歳)
受け〜朋希(20歳)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 22:18:16
10988文字
会話率:27%
街の片隅で食堂を経営する、三十路過ぎのほぼ隠居同然の冒険者。そこへ8年前に助けた王子が現れる。身分を捨て、冒険者として。
ひっそり好きな事して暮らしたい自称オッサンの元英雄と、元王子のお話。
主人公は異世界人。
過去複数と関係を持っていた
描写もあります。
最終的には年下攻×年上受。歳の差15。エロは最後の方になるかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-11 23:41:38
93646文字
会話率:35%