第三王子にして領地を預かる騎士・アート(26)は、魔力を持たずに生を受けた。どうにかして魔力を得て最強の男になりたいアートは、通称〈羊飼いの丘〉と呼ばれる地にいにしえの時代に先祖・アースレンが封じた魔力を探していた。そして封印を解いてみれば
、現れたのは、ふわふわの長い金の巻き毛の美ボディの美女なのだが、頭には牡羊のらせんのツノを生やしていた。なぜ、先祖が牡羊ツノの美女を魔力と称して封じていたのかさっぱりわからない。美女はみるみるうちに小さく幼くなり、5~6歳のつるぺた幼女になってしまった。こいつは厄介ごとの種だと思ったアートだった。
「わたしの名前を探して!それからおっぱいとお尻も探してよ!」
羊娘に仮の名前にシシィ(長命/年齢不明)とつけると8歳ほどに急成長した。シシィはアースレンの乳兄弟のエルフで、大昔話の時代に生きていた。
なんと、この幼女エルフ、アートに惚れてしまったと臆面もなく告白し、隙あらばアートの貞操を狙おうとするし、風呂にも入ろうとする。幼女エロフからのセクハラ三昧のうんざりする日々。変態稚児愛好音男・自称暗黒魔法使いにシシィが狙われたり、アースレンの舅・デュオワジットが復活して封印したアースレンだと思われ戦いを挑まれたり。強力な魔法を使うデュオワジットに負けそうになるが、幼いシシィに身を挺して守られ、アートは自分の気持ちに気づく。口移しで回復薬を飲ませたことでアートに微量な魔力が生じる。
しかし、屍者の大軍を率いて領城に乗りこんでくるデュオワジット。対抗策は、シシィとの体液交換で魔力をもらうこと。12歳くらいに急成長していても、大人の男といては幼いシシィに無体を強いられない。が、領民を守る騎士王子としては──。
やっぱり、厄介ごとの種だった。こんな羊娘のことが……。
なんやかんやでハッピーエンド。
ムーン版ではロリえっちあるので無理な人はそっ閉じ推奨。好きな人、待たせたな。
本格的えっちはこの世界観的に大人になってからだから安心してねっ!それまでは剣と魔法の(ややえっちな)コメディをまじめに書きます。
◇エルフ→この世界では精霊と書いてエルフと読みます。妖精とは別の種族です。
※誤字などは適宜修正。
※おもしろいな、イイネ!と思ってくださったら、ブクマや★で応援してもらえると、嬉しくてやる気につながる単純作者なので気軽に応援してください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 20:38:01
124292文字
会話率:45%
異世界の儚い美青年に憑依し、吟遊詩人をしながらお気楽に旅する普通のおじさんが、強く美しい女性によってたかっていろいろされてしまうお話です。
注意点:視覚的には美青年の中身おじさんがかわいく喘ぎます。攻めの姿勢を微塵もみせない受け受けしい男
性とガッツリ肉食のイケメン風女性が生息しております。そのへん大丈夫な方だけどうぞですー。
問題点:ムーンのほうは初投稿になります。緊張しすぎて鼻血がたれそうです。ティッシュください。あ、たれました、すみません。
発端:友人に『存在がエロのあんたが何故エロ書かないの?』とかなり真面目な顔で言われました。存在がエロイ、なら大喜びですが、存在がエロは正直許容できません。
というわけで(どういうわけで?)、儚げな美しい感じのファンタジーでテンプレな異世界トリップが書きたかったので、そこにエロ盛り込んでみただけの友人の発言を発端にした様子見発進です。
※苦手な空気を感じましたら即お逃げください。
苦情を受け付ける強靭な精神はもっておりません。
警告も何もなしでエロも残虐シーンも暴力も痴女も(え?)出てきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-11 18:00:00
43058文字
会話率:42%