「俺、男が好きだから」
酔った勢いで、ポロッと言葉が飛び出した。瞬間、眼前の3人の男たちが硬直した。けれど、もう、どうでもよくて、誤魔化すのも面倒臭くて、あはは、と適当に笑って、不味いウォッカを更に煽った。
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彼らは、どこ
にでもいるような仲良し4人組だ。
高校時代を共に過ごし、卒業してからは各々の道を歩みだしている大学生である。
誰が言い出したのか、就職活動真っ只中に、アキの部屋で宅飲みすることに。
彼らの友情は不変的であると思われたが、アキの予期せぬカミングアウトに、物語は動き出すことになる。
【テーマのようなもの】マイノリティの孤独と解放/友情と性欲と恋愛の違いとは/大人になるということ
【fujossyに同名で掲載しています。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-04 00:45:29
10999文字
会話率:31%
オメガバス世界観
○ ジェレミー·デイビス·マクナマラ
優性アルファ。メデイア·カルテル首長。 美しい顔の巨体。執着と所有欲が強い。
○ マクスウェルケプラー
劣性オメガ。前科者。アルコール中毒者。 厳しい過去が点綴され,人格的な欠点
が多い。
特殊窃盗罪で服役を終えたマックス
どこか不完全な彼にメデイア·カルテルのキングピンが現われる。
彼は何かを取りに来たそうだ
「俺の物だ。ようやく」
耳の裏に指が触れて首筋に力が入った。
「ここにあったのも俺のもんだから, 記憶を返してもらえばやっと元金を守っただけだろ。悔しくてね」
唾液だけぐっと飲み込んで目を伏せた。髪の毛をつかんだ手の力がすぐ解けた。ジェレミーは肌を淫らに擦りつけた。
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ウォッカとコンドーム,リボルバーをテーブルに置いた。遮られない位置から服を脱いだ。ベッドの正面レンズを見て言った。
「この順だ」
コンドーム,ウォッカ,リボルバーを次々に手にして見せた。独り言が空中に散らばってぼんやりした気分になる。 視線を底に落とした。 とにかく独り言を終えた。
「言ったじゃないか, 愛だと」
この作品は「bookpal.co.kr」にも掲載しています。
toostupidtolive6@gmail.com折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-30 19:22:19
222文字
会話率:10%
直近三部について
最新更新 Liqueur二杯目『Cointreau』
前回更新 Rum一杯目『Suntory Rum Gold』
前々回は Cocktail五杯目『Kitty』
となります。
はじめの前に
章管理の都合上、お酒の
種類をまとめるため順番が左右します。
各章毎に『〜杯目』の部分が投稿順です。
10部超えたあたりからこちらに最新3部の場所を掲示する予定です。
はじめに
内容が『酒』『ツマミ』となることが予想(確信)されていますのでR18かつなろうではなくミッドナイト(夜な夜な晩酌という事で)にて投稿させていただきました。なろうでも様子見で投稿するやも知れませんがこちらの方が自由に書けるのでこちらがメインになるかと思われます。
なろうで運営からのお叱りが無く、なろうに移行する際はしっかりと告知いたしますのでご安心を。
あらすじ
個人的に好きなお酒について色々書いていこうと思います。
興味があるお酒等ございましたら気軽に申しつけて頂ければなるべく対応しようと思います。
ページ下部に参考にしているサイトのリンクを貼ってありますので参考までに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-29 23:43:38
6027文字
会話率:0%