少年が見たもの、それは大人になるためのイニシエーションなのか。
彼の正義は誰かの正義と重なる時もあれば、対立することもある。
その重なりと対立が新たな絆となり彼をもう一つの世界へと誘う。
登場人物
神林 白舟(かんばやし はくしゅう) :
本編主人公。ゲーム専門学校に通う平凡な青年。過去にいじめに遭っている。
川上 美都(かわかみ みと):白舟と同じ学校に通うプログラマー女子。左腕に火傷の跡がある美少女。
佐藤 火音(さとう かのん):声優志望の同級生。
坂本:白舟の友人。東工大の学生。独特の喋り方をする童貞。
早川 七菜(はやかわ ななな):白舟の中学時代の同級生。早川グループのリーダー。
妹尾 アシリヤ(せのお あしりや):中東系の父を持つ白州の中学時代の同級生。早川グループのNo.2。
柊 榊(ひいらぎ さかき):白舟の同級生。成績優秀な才女。母子家庭でお金には困っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 19:37:32
107265文字
会話率:21%
飲み会の席で後輩社員のブラ紐が露わになっていることに気づいた童貞の葛藤と、そんな男に惹かれた処女のちょっとした冒険を描いた短編です。
最終更新:2021-04-11 19:00:00
22423文字
会話率:24%
「線虫」梗概
戦争中、国内の廃鉱で、捕虜を使った生物兵器の研究が行われていた。研究隊員の吉本は、研究課題として「悪魔酒」の開発に取り組み、酒に飢えていた他の研究隊員にも試飲させ、下戸の武藤を除く全員が中毒に陥り死んでいった。
武藤は、最
近医者として赴任した町で、当時の仲間と同じ症状の患者を発見し、悪魔酒の研究を続けている吉本に再会する。武藤は悪魔酒の秘密を知るために研究助手となり、寺院の地下に設けられた醸造所を訪れ、「悪魔酒」の原料が人の死体に涌く線虫であることを知る。当時は秘密研究所で死んだ捕虜の死体から酒を造り、現在は土葬の死体を利用して酒を造っているのだ。製造方法は、放射線で巨大化した線虫に腐肉を与え、増えた線虫を米の代わりに使って醸造するもの。しかし、線虫の卵は酒の中に生き残り、飲んだ者に伝染・繁殖し、線虫人間となる。虫が髄、内臓、骨、肉と、皮を残してすべて食べ尽くすと、エサに飢えて他人を襲い出す。線虫の食欲は旺盛で、町中の人間がどんどん線虫人間に襲われ、沖に停泊していた豪華クルーズ船の乗員・乗客まで線虫人間になっていく。
吉本は知り合いの医師音羽と協力して、線虫が放射能汚染されていることを理由に政府の調査団を要請。しかし調査団が訪れたときには、町の人間の多くが線虫人間と化し、調査団員も全員がむごい方法で線虫人間にされてしまう。かろうじて難を逃れた武藤と音羽は、車で隣町への脱出を図るが、線虫人間たちに捕まり、豪華クルーズ船の甲板で結婚式をするはめとなり、同時に線虫化へのイニシエーションを受けて、線虫人間としての新たな生活をスタートする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-27 21:20:53
59905文字
会話率:48%
エバンに連れられてきた世界に、愛菜は満足していた。規則正しく生活を送る人々と、接することはない。しかし確かに彼らは愛菜の生活の一部だった。
愛菜はこの世界や人々に疑問を持っていたのではない。エバンの様子に疑問を持ち始めていた。
愛菜は
、あるものが愛おしくて仕方なかった。
この小説はなろうで掲載させている作品の続き、二章です。一章はこちら↓
https://ncode.syosetu.com/n7471eh/
性描写がある話には、☆マークをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-27 00:00:28
48293文字
会話率:24%