ナチスの強制収容所は知る人ぞ知る恐ろしい所。
収容所の看守も恐ろしいが、そのトップの収容所所長はその看守にとっても絶対的な上官。
この収容所所長は男性が行うものであったが
唯一の例外として女性がなっていた収容所。
それが、ブーヘンバルト強制
収容所である。
女性が収容所所長だからと言って、この収容所は女性用ではなく。
収容者や看守は全て男。
何故、この収容所の所長だけが女性なのか
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 15:29:14
2417文字
会話率:0%
「線虫」梗概
戦争中、国内の廃鉱で、捕虜を使った生物兵器の研究が行われていた。研究隊員の吉本は、研究課題として「悪魔酒」の開発に取り組み、酒に飢えていた他の研究隊員にも試飲させ、下戸の武藤を除く全員が中毒に陥り死んでいった。
武藤は、最
近医者として赴任した町で、当時の仲間と同じ症状の患者を発見し、悪魔酒の研究を続けている吉本に再会する。武藤は悪魔酒の秘密を知るために研究助手となり、寺院の地下に設けられた醸造所を訪れ、「悪魔酒」の原料が人の死体に涌く線虫であることを知る。当時は秘密研究所で死んだ捕虜の死体から酒を造り、現在は土葬の死体を利用して酒を造っているのだ。製造方法は、放射線で巨大化した線虫に腐肉を与え、増えた線虫を米の代わりに使って醸造するもの。しかし、線虫の卵は酒の中に生き残り、飲んだ者に伝染・繁殖し、線虫人間となる。虫が髄、内臓、骨、肉と、皮を残してすべて食べ尽くすと、エサに飢えて他人を襲い出す。線虫の食欲は旺盛で、町中の人間がどんどん線虫人間に襲われ、沖に停泊していた豪華クルーズ船の乗員・乗客まで線虫人間になっていく。
吉本は知り合いの医師音羽と協力して、線虫が放射能汚染されていることを理由に政府の調査団を要請。しかし調査団が訪れたときには、町の人間の多くが線虫人間と化し、調査団員も全員がむごい方法で線虫人間にされてしまう。かろうじて難を逃れた武藤と音羽は、車で隣町への脱出を図るが、線虫人間たちに捕まり、豪華クルーズ船の甲板で結婚式をするはめとなり、同時に線虫化へのイニシエーションを受けて、線虫人間としての新たな生活をスタートする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-27 21:20:53
59905文字
会話率:48%