その日、私は恋仲になった王子様の誕生日プレゼントを買いに王都へ出掛けた……はずだった。――気が付いたら私は地下牢に幽閉され、使い魔は殺されていた。喉は潰されおり、助けを呼ぶ事も魔術を使う事も出来ない。足の腱は切られ、自分の足で逃げる事も出来
ない。鉄格子の向こうで、鍵を持った王子様は零れるような笑顔で笑う「ロゼッタ。これで君は私の元から逃げられない、ずっと一緒だ」と。
(※1「喪女と魔獣 ー王子様の呪いを解いたら求婚されて困っています?!ー」関連の何か。こっちにはエロとグロしかありません。※2スパイス程度に女同士の絡みがあります、苦手な方はご注意下さい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-09 04:01:11
97727文字
会話率:40%
父が亡くなり、父の教え子だった男の妻となったリシェーナ。けれど、ある日突然別れを切り出され、これまた父の教え子だった紅い髪と紅い目の彼に引き取られることとなった。彼のおかげで言葉も上達してきたし、彼の喜んでくれることをしたいと思う。同時に、
彼の重荷にはなりたくない。けれど、彼の傍にいたい。ほんわか・ほのぼの・じれじれ…、マイペースで少し不器用な二人の終着点や、何処に。
※R18には*をつけさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-29 21:00:00
192628文字
会話率:32%