電気工事会社勤務の奥野は、頓挫寸前の工事現場を伊澤と共に引き継ぐ。
伊澤の前職は精密機器の技術者。
それを隠して営業部に在籍していたのだが、工事部の窮地を見過ごせず、職歴を明かして担当を志願した。
これには以前から工事部を敵視している伊
澤の上司、田中が激怒。伊澤に対して陰湿な嫌がらせを開始する。
ある夜、工事現場事務所で奥野と伊澤は偶然にも各々の恋人と電話で喧嘩別れをする。
後に奥野は伊澤の元恋人の永山と、その新たな心変わりの相手、佐東が伊澤の前職での後輩で、しかも男と知って驚く。
また、その三角関係はこじれており、伊澤と永山との間には、今なお恋愛感情が残っていた。
この愛憎の渦へ奥野は巻き込まれるが、それで自分も伊澤に惹かれていることに気づいてしまい、ひとり思い煩う。
そんな中、田中の謀略で機器の納入がストップ。施工は工期目前で中断という、最悪の事態に陥ってしまう――
※アルファポリス様、pixiv様へも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 06:00:00
142134文字
会話率:47%
お医者様の忙しい穹とちえが家族になっていく物語
すれ違う心
重なる身体
それだけで、幸せでした
最終更新:2017-09-25 16:31:10
1869文字
会話率:25%
ナディアは元王女だった。その思いを寄せている御仁は護衛騎士の智也。
帰るところのなくなったナディアは智也の修業の地にきて、新たな人生を歩むつもりでいた。しかし、一緒に住んでほしいと言ったのにもかかわらず、智也はナディアそっちのけで旅に出てい
た。
ナディアは自分が智也に嫌われていると思い込んでいた。
一途な王女と身分違いの恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-23 23:21:29
18515文字
会話率:36%
"例え、この愛が誤ったものだとしても、もう引き返せない・・・・俺は君を愛しているから――・・・・"
ある日、親友であるはずの飛鳥に監禁されてしまった夕鶴。
「どうしてこんな事を?」そう問いかける夕鶴。
しかし、飛鳥の口
からは信じられない言葉が・・・・。
「君はずっとここで俺と暮らすんだ・・・その足枷は君が俺を愛してくれるまでのお守りだ」
その言葉と共に、夕鶴は飛鳥に狂った監禁生活を強要されてしまう。
"私たちはもう、解り合う事も許されないの・・・・?お願い、誰か教えて――・・・・"
歪んでしまった愛に終焉(終わり)はあるのか・・・・?
この物語は、すれ違いが引き起こしてしまった過ちと、その結末を辿る物語。
※話の舞台は、前作「ダーク・ラブ-歪んだ愛の結末-」より数年後のお話です。
単品としてでもお楽しみ頂けますが、
作中に「ダーク・ラブ」を関連付ける描写が御座いますので、
先に「ダーク・ラブ」を読んで頂けますと、より一層に話の理解が出来ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-24 03:04:25
10325文字
会話率:30%