時は江戸の異文録。ある山奥の話。
未だ超自然的な存在があやふやに信じられていた頃。
村の狩人『克人』は、ある日『鬼』の生け贄に指名された。
鬼の里での『役目』は、子を孕ませる事。
一刻も早く役目を終わらせるために奮闘するが、女鬼にまとめ
て懸かられたり強力な薬を飲まされたりとトラブルは続く。
また、村に残された妻『梨菜』は村長に狙われ『邪術』という洗脳で一時は操られていたが、共になってくれた『くぬぎ』と鬼の里へと脱出を果たす。
しかし梨菜は復讐を望まずただ夫と平和に過ごしていたかった。
鬼と人の関わり、違い、様々に影響されながら、克人の生活は変わっていく。
鬼のお話ですが、某滅ぼす刃のキャラクターとはまっっっったく関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 09:00:00
158882文字
会話率:36%
藤木裕太(26歳)は小尾橡(くぬぎ)(同年)と二人暮らし。
不況の折、週六日、プラスチック工場と引越し屋に勤め、糊口を凌ぐ。
裕太は異常に健康だが、一方のくぬぎは自分では動けない状態にある。
裕太が愛するのはくぬぎ一人。
が、セッ
クス目当ての愛人が数人いる。
行き摩りの恋を含めると何人の女と付き合っているのか本人にもわからない。
ある日、くぬぎが、いつものように二人きりではなく、複数の人たちと一緒にドライブに行きたい、と裕太に願い……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-02 07:00:00
27595文字
会話率:61%