「このぱんつを人前で穿いてはいけませんよ。世の中には正直ではない人間が多いですからね」
そう言ったタッテルは今日もぱんつ一枚であった。彼のクローゼットにはほかにも衣服があるのだが、ここ一年ほどぱんつしか着ていない。彼はそれを恥じないし、ま
たそれを後ろ指差す者もいないので、いまさら彼は服を必要としないのであった。それは他の男たちも同じである。要するにその街の男は、みんなぱんつ一枚で過ごしているのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 00:30:24
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