政治家の家系、鷹司家の複雑な家庭事情、その中で公私共に次世代牽引者として期待される長男、傑(すぐる)。
その期待に応えようと、傑は恋愛についても「デキる男は両刀」と信じ、中高一貫、寮制の男子校で継承されている破廉恥な習慣“小姓制度”を通
じて同性との肉体関係を武器に派閥・人脈づくりに勤しんで来た。
傑が学園自治の最高峰、高等部生徒会長に上り詰めた3年の春、弟の幟(のぼる)が中等部に入学して来た。
幟は好色な肉食系男子にすぐ目を付けられる無防備な美少年のルックスで、案じた傑は自分の卒業後のことまで考えて様々な予防線を張る。
一方、自身については、「もしかしたら、自分に異性愛は無理かもしれない・・・」と、一抹の不安がよぎり、その根拠となっている憧れの人、家令の息子、鴨居佑一が留学先のイギリスから戻って来る。
佑一とは生涯に渡って主従関係が付き纏う以上、傑は想いを秘めることに決めているが、それでもささやかな関係の変化に期待してしまう。
『伏流家族』三部作の第一部『通過儀礼編』では、高校最後の年、弟の身の心配や自らの受験に多忙に多感に揺れ動く傑の一年を彼の視点から描いていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-16 07:20:31
77831文字
会話率:27%
腐女子な姉と、その夫であり腐男子な義兄、そしてその二人に愛でられる兄という腐った家庭に辟易した末弟が逃亡先に選んだのは、BL作品でいうところの『王道学園』だった。
ちなみに、『王道編入生』は現れていない。今のところ。
とりあえず、世界は平和
である。多分。
本さえあれば幸せな主人公と、色々ユルい同室者の王道学園生活。
エロ、暴力表現、シリアス展開あり予定。
更新・展開遅め。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-21 00:00:00
112110文字
会話率:23%
花里智幸は、普通の学生生活を送って、普通の家庭を築いて、普通に人生を全うしようと努めていた。それが彼のごくごくささやかな願いであり、望みであったのだが、たったひとつの「特別」である「才覚に恵まれた美少女への性転換」によって、すべてがおかし
くなってしまった。
そのために、ただ普通を許されなくなったとは言えない出来事が、次々と身の回りに起こり始める。それは幸福なのか、不幸なのか。幸菜と名を通した彼女?の悪あがきが多分始まる。
※2017/06/27
作者都合により、第一部完状態で完結扱いにします。
続きを望まれた方には申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-19 05:35:14
199510文字
会話率:46%
母子家庭でどちらかとういうと貧乏寄りの家庭に育った中村小華(なかむらこはな)は、勉強ができたので私立の金持ち学校に特待生として入学する。そんな彼女がなぜか学園で人気者の竹田明(たけだあきら)に告白されてしまった。
「付き合ってもいいが、好き
ではない」と返事をしたのに、彼はそれで良いと言う。
ただ物珍しいだけだからすぐに飽きるだろうと思って付き合ってしまった小華と明の攻防戦。
※10話完結済み※内容は薄いので斜め読み推奨※Rシーンはありますがぬるいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-17 20:00:00
24081文字
会話率:38%
・本作品について
本作品は「にちゃんねる」の「獣姦だいすき!」スレに「花嫁修業」というタイトルで投稿したものを改訂したものです。
・あらすじ
如月亜紀はやや大人びたところのある少女。
それは彼女が小さいうちに母親を亡くしたことも理由の
ひとつでもあるが、自身の美貌に……それに向けられる異性の視線に……気づいてしまったことも理由のひとつだった。
その亜紀の家庭に侵略者が現れる。
亜紀の父の若く美しい恋人として登場した「彼女」はすぐさま亜紀の「新しいママ」になり、やがてその本性を現した。
「彼女」は亜紀の父を支配し、君臨する。
やがて「彼女」は亜紀に邪悪な欲望を抱きはじめる。
愛らしく聡明で、ゆえに「彼女」を警戒し始めた如月亜紀を愛玩動物へと堕とす欲望を。
美しい少女を巨大な黒いマスティフ犬の「花嫁」とし、その純潔を捧げさせる欲望を。
小学生最後の夏休み初日に如月亜紀の「花嫁修業」は開始された。
人知れぬ山荘に拉致され、鬼畜たちにその修行のさまを観賞されつつ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-06 08:59:51
78191文字
会話率:27%
少子化、性犯罪、生活習慣病を解決する手段として、政府は、性資源の流動化を目指した。
殖育(生殖教育)と学校生殖を解決の手段にしたから、殖育教諭が殖育の授業をするは、学校生殖の実習はあるはで学校は大混乱。
家庭でも、子供の殖育が求められて、パ
パもママももう大変!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-15 01:10:32
10032文字
会話率:61%
「糞みてぇな人生だった。」元生徒会長だった男は、死ぬ寸前にそう呟いた。そして彼は平凡な家庭に、平凡な次男坊として転生する。なにもかも前世の自分とは違うものの、自分が欲してやまなかったものをやっと手に入れることができた彼は、意図せず王道学園に
通うことになる。前世の自分とまったく同じ状態になっている生徒会長を、生徒会を救うため、そしてトラウマ克服のために彼は平凡ライフを泣く泣く投げだし、立ち上がった。生徒会長×男前平凡(元俺様生徒会長)の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-17 00:47:18
11065文字
会話率:16%