鈴音(すずね)は十五の美しい男(を)のこだ。だが父に教えられた武芸で村の悪童達に敬われていた。悪童達は近くの非人の子等と縄張りを争い、鈴音に助けを求めてきた。非人の子等には六尺近い背丈の逞しい「でか」がいた。鈴音はでかと戦うことになった。ま
だ身分制が定まっていなかった中世の風情を籠めて美しい阿修羅と心優しい仁王の契りを語ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-09-16 02:19:37
8160文字
会話率:28%
美術館の学芸員をする主人公は、アパートの水漏れがきっかけで美しい青年と知り合う。彼は完璧な恋人となった。
最終更新:2008-07-02 20:27:41
12301文字
会話率:11%
陶芸家のリックは、若くして田舎で隠遁生活をおくっていた。ある日リックの窯に、スーツ姿の男性が現れる。
最終更新:2008-06-30 19:22:22
7621文字
会話率:15%
舞台は昭和初期。新進気鋭の劇作家の仁科は、故郷の祭りを機に、旧友に祝言の報告をする。宴の余韻に浸っていた矢先、友人によって、とある場所へ連れて行かれるのだが……。劇作家の青年と少年芸妓の、暴力的なまでの一夜の秘め事。
最終更新:2006-04-03 17:15:24
10506文字
会話率:36%