人の命を奪った青年の記録。
彼が見るのは地獄の底か、深淵か、それとも・・・。
最終更新:2012-04-26 03:02:51
773文字
会話率:7%
二〇〇〇年一月。早瀬修一は仲間とともに「白馬八方尾根スキー場」で楽しい二日間を過ごし帰京した。
しかしその日を境に、仲間を巻き込んだ不可解な殺人事件が続発する。
修一の親友である古賀真の父親が撲殺され、更にその翌日、今度は真が溺死体で発見
されたのだ。
親友の真が殺されたことで、修一と後輩の亮太は事件の真相を追い始める。
数日後、真の葬儀のために帰省した博多で、修一は仲間の一人「和香子」の意外な秘密を知ることになる。昔和香子の恋人だった修一は、彼女のあまりにも悲惨な過去に翻弄されていく。
しばらくすると、真の父親殺しの犯人が判明した。その犯人は、なんと息子の真だったのだ。それによって事件の真相は更に混迷を深める。
ところがある日、亮太が真の死の謎を解くために仮説を立て、それを立証してみせたのだ。それは、和香子が犯人の一人だという仮説だった。
しかしその説を認めようとしない修一に、更なる事件が追い打ちをかける。和香子の上司である大成が惨殺されたのだ。
解明されない二つの事件の陰に見え隠れする和香子。修一は絶望の中で自分に問いかけた。「やはり和香子が犯人なのか・・・・・・」
真の無念を晴らすために、ただひたすら和香子の過去を探り続ける修一の前で、しだいに明かされていく、真と和香子の繋がり。
博多の町で別々に育てられた真と和香子。実は二人は兄妹だったのだ。
祖父が隠し続けた二人の出生の秘密とは・・・・・・。
くすぶり続ける和香子への思いに揺れながら、修一はついに事件の真相を暴き出したのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-31 19:58:00
43158文字
会話率:41%
DQNが人間松明になるホラーノベルという名のチラシの裏作文(笑)
最終更新:2012-03-30 08:24:38
792文字
会話率:15%
ニートで引きこもりな主人公は、自分の生きる価値を見出せないまま、MMORPG「ウロボロス」に没頭する毎日を送っていた。
ある日、ゲーム中にカリスマプレイヤーとして名高いベルからゲームのオフ会に誘われ、勇気を出して参加することを決める。
しか
しそれはゲームを模した殺人ゲームの始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-10 22:26:34
18449文字
会話率:32%
悪夢のような疫病の蔓延で王位継承権を持つ者達が死に思いもかけず王位についたギネビア王女。滅びかけたトゥエイン国を救う為、命を投げ打って帝国ファドラに救国を願うギネビアだったが“悪霊”とあだ名されるダーグリング帝は意外な提案を持ち掛ける。
【ご注意下さい!】この物語は強い残酷な表現、暴力・流血・死体描写を含みます。残酷な内容を受け付けない方は絶対に読まないで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-30 22:15:39
2035文字
会話率:39%
就職活動しつつも怠惰な毎日を生きる大学三年生・相川は、ある日市塚という女に出会う。彼女はある場所で大量殺人を犯し、警察に追われている大量殺人鬼だった。「殺さなきゃ、殺されるの。向こうに殺す気なんてなくても私は死ぬの。だから殺したの、殺さなき
ゃいけなかったから」彼女の狂気を孕んだ排他的な考え方は、怠惰な毎日を生きる相川に見知らぬ好奇心と欲望を与えた。相川は彼女を自宅に匿う。狂気に満ちた市塚と過ごし、彼女の狂気に触れる程相川は彼女の甘美なそれに崇拝するようになる。「殺したの。ここのために皆皆殺したの」そう言って、膨らんだ腹を撫ぜる市塚は妊婦であった。やがて二人の奇妙で狂気に満ちた共同生活は、絶望的な最後を迎える事になる。そして、相川は彼女に彼なりの狂気で繋がろうとしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-12 22:20:47
1869文字
会話率:57%
実在する少年と、俺はわたしです。
わたしは彼の少年を愛しているが故
殺してしまいたいのです。
最終更新:2012-01-07 01:04:35
1349文字
会話率:0%
私達は一つになれない。
私達は毎夜身体をかさねる。
だけど私とあなたはひとつにはなれない。
ヴァンパイアの男と、唯一ヴァンパイアが飲む事の出来ない血を持つ女の話です。
諸事情によりサイトから一旦下げた作品です。
流血、殺人、等のシー
ンがあります。
かといってその辺には重点を置いていないので早々ありません。
ですが多少でも苦手な方は避けた方がよいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-04 01:00:31
17481文字
会話率:24%
諸事情によりサイトから一旦下げた作品の番外編置き場になります。
本編には流血、殺人、等のシーンが少々ありますが、こちらのお話はありません。
一応本編が本編なので同じジャンルに入れました。
最終更新:2011-08-20 00:00:00
1105文字
会話率:23%
密室に男を五人閉じ込めた。密室の中には法もなにもない。状況を追加していきどう反応するのか。極限状態の人間はどうなるか…。
これは、ある実験の報告書である。観覧するのには注意されたし。
最終更新:2011-12-27 22:35:42
8422文字
会話率:66%
※本稿は打ち切りました。再開のめどはないです。
FGFシリーズ。八年前のオリンピックウィルステロ事件と、テロ事件をきっかけに勃発し三年前に終結した内戦、そして巨大な社会主義国との戦争が連邦の内陸に生んだ州、ウォルト独立軍政州。表面上では戦
争は終わっていても、州では未だほとぼりは冷めやまなかった。テロの被害者であり、ウィルスの感染者である悪魔憑きたちにとっては何も終わってなどいなかった。連邦政府にとって、感染者は敵国の兵士・兵器でしかない。悪魔憑きは一人残らず淘汰されなければならなかった。大義名分はすぐに掲げられた。それが教会だった。連邦は宗教国家だから、軍事力による州統制行動を神の名のもとに、と正当化するために真っ先に連邦の手が及ぶ結果となった。教会は食い残しの悪魔憑きや軍から離反した悪魔祓いの処刑執行機関へと成り代わった。軍の利己的な殺人も教会を通すことにより神聖化される、殺人洗浄――キル・ロンダリングだ。国民に愛国心なき現在、政府がおおっぴらに人を殺すこの州ではあらゆる憲法も法律もルールも意味をなさなかった。州が無法地帯となるのは自然なことだった。軍は当然のごとく、警察も悪魔憑きに関する案件にしか見向きもしなかった。州警察の仕事は、通常では考えられない奇妙なものを見かけたら州軍に通報する、それだけだった。州民はいいように警察を利用した。警察は書類をかいて州からチップをもらい、州に横行している犯罪やマフィアに目をつぶることで彼らから給料をもらう毎日を送っていた。それはまさに70年代のように。犯罪はすべて警察のミスの所為。警察のミスは悪魔憑きを監視していた所為。悪魔憑きがいるのはすでに亡き社会主義どもの所為。つまり犯罪のすべては、死んだ社会主義どもの所為。誰も悪くはない。罪を犯さなければいけなくなったのは死人の所為だ。そうして州が殺人洗浄する代わりに、州民は犯罪洗浄――クライム・ロンダリングをした。この二つの汚い洗浄がある限り、州がきれいになることはない。永遠に。Rd外伝。重複投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-21 20:50:54
146175文字
会話率:43%
Rdシリーズ。 御仁原は異質な場所だが、学校で教えている授業自体はおそらく普通の学校と変わりがない。普通の学校と比べて、真新しいものや足りないものは、何一つない。TOMBのことを勉強することもなければ、核兵器と戦う術を学ぶこともない。この都
市では当たり前のように魔法があるのに、まるで魔法がないかのようにふるまう。原理や使い方を習わせたりせず、ただ力だけを与え、肉体をいじくりまわす。おれたちに保障されているのは生活だけで、なるほど確かにおれたちは家畜やモルモットと同じだった。だからと言って何かができるわけでもなく、故におれたちは与えられた人生や習慣を守ることに固執するのだろう。気の狂った殺人鬼がいようが夏祭りは開催されるし、学校の補習だって休みになることはない。日常を行うことが、おれたちにできる唯一のしあわせ、それがこの都市だ。第一部。重複投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-20 20:33:26
75693文字
会話率:36%
私の人生という物語が今、エンディングを迎える。HAPPYENDでもBADENDでもなく、DEADENDだ。ばいばい世界………ってあれ、生きてる?つか、時間戻ってね?
最終更新:2011-12-20 14:11:51
137894文字
会話率:47%
新進気鋭の写真家を喫茶店で取材。
その中で写真家の存在感に圧倒されていく記者。
求道者である写真家に魅せられていく記者は
味わったことのない魂の震えに戸惑う・・・
最終更新:2011-12-05 17:28:12
3544文字
会話率:3%
下駄箱にあった一通の手紙。
放課後にボクへ校舎裏へ来いとかかれていた・・・
最終更新:2011-11-03 17:15:55
1005文字
会話率:6%
主人公の小沢遼は小学五年生だが、とても早熟な子供だった。
小学校三年生のときに、風邪で寝ていて、偶然自慰を覚える。
かわいらしい同年代の男子との愛撫を夢想しながら自慰に耽る、そんな子供だった。
遼は末っ子で、上には年の離れた二人の姉がいる。
遼の容姿は抜きん出ていた。
更に、成績も良く、運動をしても優れた才能を発揮した。
幼稚園でも小学校でも、先生たちはそんな遼を特別扱いした。
それで増長した遼は、陰日なたのある、とても嫌な性格の子供に成長していた。
表面的には、遼は学校中の人気者、常に主役の存在であった。
が、或るとき、東京からの転校生、橋爪純一(ハシヅメ ジュンイチ)が遼のクラスに編入されてきた。
純一は色白の美男子で、田舎育ちのクラスメートと違い、とても洗練されていて清潔感に溢れていた。
右も左もわからない純一に遼から近づき、二人は友達になった。
純一は、成績もよくスポーツ万能で、然も性格も良かったので、直ぐにクラス一の人気者になった。
遼は純一に嫉妬し、邪な罠をかけた。
罠は成功するかに見えたが、逆に遼に疑いがかかってしまった。
純一は、二人が本当の友達になるためには〝契り〟が必要だと説き、或る提案をする。
純一の〝契り〟はとても子供染みたもので、早熟な遼にとってはなんともあどけないものだった。
そこで遼は、純一に自慰のやり方を教える。
二人だけの秘密の営みはどんどんエスカレートし、ついには・・・。
そして二人の友情はいつしか愛に変わり、互いに別れがたい存在となっていく。
しかし、ある日、遼は純一から、北海道へ引っ越すことが決まった、と打ち明けられる。
ある日、遼は同級の女生徒から、愛を打ち明けられると共に衝撃的な告白を受ける。
それはとても子供に解決できるものではなく、遼は純一に相談するが、やはり解決策は浮かばず、結局は静観することになった。
それから数日後、その女の子は義父を殺害する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-07 06:00:00
75036文字
会話率:47%
今の世界を嫌い、今の陽だまりを大切に思う主人公の少年、将義。そんな彼はある日、世界中の古代遺産周辺で猟奇殺人が横行していることを知る。しかし、彼は他所の世界の事だと興味も示さなかった。だがある日、その出来事が他人事ではない事を思い知る。燃え
盛る嫌いだった世界、崩れゆく大切だった陽だまり。大切な者を失いながら、彼は世界を救う《英雄》へとなっていく。この物語は、彼が英雄となる前までの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-22 23:50:20
298124文字
会話率:46%
ホラーモノの短編になります。一部、残酷なシーンがありますので“R-18”および“残酷な描写あり”とさせていただきます。
登場人物に名前はなく、昔話調の展開で物語が綴られています。
時代背景は第二次世界大戦中の日本。
場所は岐阜県の山奥とい
う設定になります。
では、最後までお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-21 18:37:12
3557文字
会話率:18%
とある高校生達が修学旅行で山奥にあるホテルに泊まりにやって来た。
その生徒、堀田優衣と友達3人は修学旅行2日目に殺人鬼が閉じ込められていると噂される廃墟と化した警察署を探検することに……
だがしかし――――……それが『恐怖』という
名の惨劇の扉を開けてしまうことになるとは知るよしもしなかった……
最恐の殺人鬼、ZEDOによる惨殺が今、始まる――――……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-05 18:09:20
941文字
会話率:41%
吸血鬼の双子の姉妹、鏡水花歌〈かがみほのか〉と鏡水詩月〈かがみしずく〉。
ある日、血を吸えなかった詩月に花歌が血を与えた事で、二人の関係が変わっていく。
最終更新:2011-10-01 06:25:07
16802文字
会話率:52%
アンダーグラウンドの残党の連続殺人事件も佳境に入った。そして解決すると雅俊はメンバーにご褒美を与えた。
最終更新:2011-09-13 21:41:23
10512文字
会話率:62%
ミュータントの「僕」は、田園、人間たちの「管理区域」で殺人を犯してしまう。そこには、僕だけが知る、壮大無双、豪華絢爛な理由があった。pixivからの転載。
最終更新:2011-07-16 19:02:05
2171文字
会話率:17%
不細工な「私」が美人な後藤さんを殺すお話です。
最終更新:2011-04-18 02:00:00
1931文字
会話率:7%