刑務所を出所して、施設に入っていた紳を迎えに行ったマミ。紳はすでに壊れていた。
短い間に日本全体が退廃し、東京都には「健全な人間しか住んではいけない」という条例がつくられた。
「健全な日本の首都東京」は、表向きは健全になったが「詐欺を主な売
り物にしている大企業」と「エリートと言う名の詐欺師を癒すモグリの風俗店」が大量にできた。
東京の若い風俗嬢の肩書きは「ウエイトレス」。政治家達は見て見ぬフリ。
東京都知事に「健全ではない人間」の烙印を押されたマミは、自ら東京を離れた。
JR南武線沿線の汚い借家に引っ越し、堀ノ内の激安ソープで働きながら紳を養う日々。
マミはカウンセラーの勧めで、刑務所にいる裕に手紙を書く。裕からの返事で、裕の父が住んでいる田舎に引っ越すことを決意した。
家族水入らずの穏やかな田舎暮らし。そんな小さな幸せを願ったマミを待ち受けていたものは、もはや引き返せない悲劇だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-31 12:39:35
15792文字
会話率:26%
「若いだけの平成女・シリーズ第二部」人生初のAV撮影にて、不本意ながらも裕との間に授かった息子「紳(しん)」と家庭を守るために、化粧もオシャレもせず、
ひたすら主婦に徹していたマミは、気がついたら二十五歳になっていた。
腐ったぬか漬けのよう
な主婦でいるのはゴメンだと思ったマミは、7年ぶりに企画AVに出演、撮影現場で知り合った「昭和生まれの生まれながらの苦労人」
三十路の企画AV女優兼コスプレプロレス団体の女レスラー飯田千景(いいだちかげ)と仲良くなるが、千景がマミに近づいた裏には深刻な事情があった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-21 02:00:00
20167文字
会話率:32%
「若いだけの平成女・三部作」第1部
静岡出身の田舎者、市川マミ(18歳・処女)。大学進学と共に上京し、
華麗なる大学デビューを果たすが、サークルの先輩水越裕(21歳)
に銀座の高級クラブでバージンを奪われた瞬間、壊れる。
女子寮を追い出され
、大学を中退し、風俗嬢になったマミは、
AV女優斡旋業のナゾの男にスカウトされ、単体AV女優になる決意をしたが、
デビュー作の相手を勤めた男優の正体は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-06 03:00:00
26795文字
会話率:31%
今年から桜学園に入学した上原 悠(うえはらゆう)
家族との約束で入学できたら一人暮らしできるとの条件で必死に頑張って入学した学園。
在学生の8割が女の子という学園内。
さまざまな出会いの中で彼の行きつく先には・・・
最終更新:2010-06-21 07:57:03
2124文字
会話率:55%
ねぇ…生きていて何もかもが“信用”出来なくて…『僕達』が産まれて平成20年の7月で僕達は『人間達』を信じて生きられるのかな…?愛せるのかな…?本当の『愛し方』も『愛されている実感』全て本体の身体の『新七』が封じてしまったから…でも『誰も信用
』出来なくて僕達が『何を望んで産まれた』かなんて“誰もが”知らない。“真実も現実も誰も覗けない23人の鍵”が語る主『新七』の生き方読んで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-07-03 20:43:58
249文字
会話率:0%