高柳優香は、毎晩、間引きの夢を見た。この夢は、死者からのメッセージではないかと思った優香は、恋人の碓井雄一郎と、その妹の真美と共に、恐山でイタコに口寄せをしてもらう。そして、雄一郎が間引かれた子供の生まれ変わりだと知る。その晩、雄一郎は、優
香が妊娠していると言って、襲い掛かってくる。ウスゴロに導かれて逃げた優香は、やって来た真美に刺され、家から逃げ出す。実家に帰った優香のもとに、雄一郎から、優香のお腹の子供こそ、この世に災厄をもたらすウスゴロの生まれ変わりだという手紙が来る。病院で出産する優香。すると病院で火事。逃げ出すと、全身黒ずくめの女に会う。
真美の子供の碓井飛音(うすいひおん)は、伯父の雄一郎から、鬼人講の話を聞く。鬼人講は、優香が、その息子の修斗を講主としてつくった団体だ。雄一郎は講主が幽冥鬼という鬼を呼ぶと言う。やがて、もっと恐ろしい冥帝鬼が出るとも言う。飛音が家に戻ると、母親が連れ去られた。そして、全身黒ずくめの女に、母親は鬼人講で生贄にされると言う。飛音は、同級生で鬼人講の信者の楓に案内してもらい、鬼人講に潜入することにするが、祖母が反対。祖母は自殺すると言って、家を出る。鬼人講に潜入した飛音は、捕まり、母親は生贄にされる。そして幽冥鬼が現れる。飛音は逃げ出す。飛音は雄一郎から、鬼を殺せるという羅刹斬という短剣を渡される。しかし羅刹斬は、幽冥鬼の前で無力だった。楓も殺される。飛音は、幽冥鬼と戦うが、歯が立たず、山小屋に逃げる。すると山小屋に幽冥鬼が来て、逃げようとすると全身黒ずくめの女に猟銃を突きつけられ、さらに山小屋が火事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-23 09:08:22
56612文字
会話率:11%
愛は愛ゆえに狂おしく残酷なもの、慈愛に至れなかった彼の残した最後の日記。
というテーマで書いたけれどまったくなにを言っているのか自分でも意味不明です。まあ、あれですね、ざっくるネタバレすると好きだった人がメンヘラ男に殺害され、その男への復讐
を終えた一途な男の子も、気が付いた時には憎んでいたはずの彼と近しい存在になってしまっていた。とかそんな感じの空想日記を書いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-04 00:17:57
5170文字
会話率:35%
杏は三年前、川岸に流れ着いたガラス瓶を拾った。
中に入っていたのは『イギリス在住の18歳の男の子』の宛先のない手紙だった。
そんな偶然の出会いを果たした一馬と杏は、三年間、文通を交わしていた。
そんな中、杏は両親に呼び出され、ある事実を
聞かされる。
杏と一馬の不思議な出会いから始まった、はちゃめちゃな恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-14 17:44:50
97652文字
会話率:45%
親が他界し、電気・水・ガスが止められ、ニート生活続行が危機な漆原圭一あてに1通の手紙が・・・
その手紙は日本祓魔師協会からのものであった。
最終更新:2016-03-12 02:00:57
938文字
会話率:16%
折り目正しい時候の挨拶から始まって…と思いきや手紙の内容はそれはそれは驚くことばかりだった。1行目から変態チックな内容に、1人称はまさかの“俺”。
そして送り主は和泉陽。――正真正銘男からのラブレターに俺の目の前は真っ暗になりました。
最終更新:2016-03-09 00:40:55
9193文字
会話率:43%
20歳の誕生日に目が覚めたらベッドごと森にいた。なんでさーと思ってら母からの手紙、、、とりあえず、お迎えが来るらしいから待ってみる。お迎えが来たら考えよう、自力では帰れないし、、、
最終更新:2016-02-25 13:38:39
14516文字
会話率:19%
13歳の青山菊弥は、1000年以上続く華道青山流の次期家元。花は好きだけど、諸事情があり中々上手くいかない毎日。集中力を高めようと日々努力しているのに、周りが煩くてイライラがつのる。そんな時運命の出会いがあった。モデルの夕真ちゃんに一目で恋
に堕ちたんだ。理屈じゃなくて、心ごともって行かれるこの気持ちはまさしく恋だ!※この作品は『頬杖シリーズ2』ですので、先に『頬杖の時間』をお読み頂いた方がストーリーがわかりやすいと思います。
※この作品は小説投稿サイト『魔法のiらんど』にて2011.7.19~2011.8.8に投稿し、掲載中の作品を加筆修正したものです。また予告なく、R18シーン等がありますのでご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-10 11:32:45
130273文字
会話率:27%
公爵夫人のクレアは日々ふさぎ込み、壊れそうになる日々を送っていた。自分を顧みない夫、腹違いの姉、義理の息子、全てから自分を守る手段はそれしかなかった。
彼女の幼なじみが留学から帰国し、クレアの現状を知った時、白い野花が恋しいと書き記した手
紙が届く。クレアの日常が再び破られる時が近づいていたのだった…
R15および18表現の章には*がつきます。そこまで頻繁ではありませんが時折出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-08 14:13:26
25744文字
会話率:40%
『親愛なるスルちゃんへ』ある日、郵便ポストに手紙が届いたの境に、ノンケだった男の子が徐々に変化していくお話です。女装とかお化粧とか。
最終更新:2016-02-03 02:46:00
12692文字
会話率:18%
ヴェリトゥルウスという真実を見抜く力がある宝石を盗みに、城へ侵入したリック。そこで、美しい王女エリカと出会う。
彼女の手引きで衛兵から逃れようとするが、あえなく掴まってしまう。
王が指し示した贖罪方法は、王の手紙を運ぶエリカの道先案内
。
旅をする中で、己が犯してきた罪に悩みながらも次第とエリカを好きになっていくリック。
エリカとリックの恋の行方は? 王の手紙には何が書かれているのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-26 15:08:46
113975文字
会話率:50%
【お兄ちゃん大好企画】参加作品。
賢王と呼ばれた若き王。だが、彼を補佐してくれた母の死によって、少しずつ彼は暴君へと変わっていった。亡き王妃を偲ぶ彼の目に止まったのは、母によく似た実の妹。だが、兄の求婚を受けて妹姫も失踪してしまう。
残され
た賢王は、妹姫の残した手紙に書いてあった懇願を受け、政だけは疎かにしないように、それでも着実に暴君の道を歩き始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-10 06:00:00
20057文字
会話率:48%
メサイアコンプレックスの娘に宛てた、親の視点で語られる物語。
なぜ自分の娘が人に手をかけてしまったのか、その一部の抜粋である。
最終更新:2015-12-08 12:31:10
896文字
会話率:8%
孫の由佳は手文庫の中から、数日前孤独死をした祖母民子が大学
ノ―トに書き綴った“自分自身に宛てた手紙”を見つけた。
その手紙には彼女の激しく燃え滾る一生が書き記されて在った。
民子はイギリス人の母と日本人の父との間に生ま
れた混血児であっ
たが、幼い頃から或特殊な感性を教えられて育っていった。
民子は或日、幽玄の会と言うお茶会で、備前焼の老陶芸士秀鳳と出
会った。そして彼女はまるで仙人の様な“気”を放つ、秀鳳の虜に
成っていた。彼は陶芸の制作の為備前に居たが、彼からの釜炊きの
案内をもらった彼女は、ハ―レ―に跨って秀鳳の居る備前への道を
ひた走りに走った。そして登り釜の燃え滾る炎の前で彼女は秀鳳に
抱かれた。備前の海はキラキラと輝き、秀鳳との恋はその頂点に達
し、やがて民子は彼の中に究極のエロスを感じ取っていた。そして
すざましい恋に落ちて行った。
恋は半年間の短いもので在ったが、彼女の中でいつまでもその恋
は燃え続け、それはその後の彼女の生きざまを支配した。
秀鳳と特殊な関係に在った嫁慶子との壮絶な争いは、醜くも黒魔術
の呪いを呼び起こし、今迄秀鳳の孫と信じきっていた健作が彼の実
子と知った民子は、若き日の秀鳳を求めてオックスフォ―ドに留学
中の健作を追って、イギリスへと旅立った。
ロンドンで久しぶりに健作と一夜を過ごした民子は、18世紀の
貴族の快楽の都市バ―スで、知り合ったベン男爵夫妻の秘められた
生活を知る事となる。
やがて帰国した民子は娘時代から彼女の側に仕えている女中のキヌ
と二人だけの寂しい生活に戻る。そうした中図書館で知り合ったギ
リシャ人の老紳士メタクサスに引かれ再び恋に落ちた。そうした彼
の誘いから民子とキヌはギリシャへの旅に胸を膨らませ、旅立ちの
日を待った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-28 10:39:20
168180文字
会話率:10%
タイトルはあれですが、ちゃんとBLですので、反対にご注意ください。
戦巫女の権限を有する者を王妃として迎えたい。
脅威と恐れられている獣人の王国。その王から、戦巫女へ要求の手紙が届いた。
実は、そんな戦巫女は、妹の"代理&quo
t;で……。
受け溺愛な虎の獣人である王と、素朴な容姿で(?)のお話。
ハッピーエンド予定/大体ほのぼの
自サイトから転載しているものです。
※注意※(2014/12/1変更)
予告なく、暴力表現、性的表現、強姦最後までは、されません)、獣姦、説明程度ではありますが女性との獣姦表現が含まれる可能性があります。
↓2015.10.11追記
スバルの妹、チヨが書いた設定で、縮小していますが『獣人王に買われた花嫁―縮小版―』(http://ncode.syosetu.com/n6003cx/)を書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-10 02:50:57
118030文字
会話率:28%
「クライアント・ニーズ」他三作の続編。三流商社に勤務する永井和月は外資系企業クレイヴカンパニー社長、城島玲と熱烈婚約中。しかし、和月が悪夢で目覚めたその日の夜、城島は“誓い”と手紙を残し、忽然と姿を消してしまう。とある事情で三ヶ月間会うこと
が出来ないという現実を突きつけられた和月は、上司である坂口に相談するが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-25 20:45:09
59298文字
会話率:30%
僕はアパートのお隣さんに恋をした。好きで好きでたまらなくて、いっぱい手紙や写真を送ったり、プレゼントを渡したりした。なのにいまいち反応がよくない。なんで? 僕が好きになった彼は一体何を考えているんだろう……一回のぞいてみよう。
*ストーカー
的な表現があります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-12 12:51:09
7941文字
会話率:62%
olfactophiliaとは、ご存知の通り体臭性愛の事です。
この話に性行為自体は書かれませんが、軽めのフェティシズム的随想記としてお楽しみください。
最終更新:2015-09-09 00:25:11
2986文字
会話率:0%
ある日、クラスにやってきた転校生の巨乳少女。偶然(?)隣の席になった主人公はうらやましがる男子連中や自身の煩悩と戦いながら過ごしていると、昼休みに席を離れた間に机の引き出しに転校生の少女からの手紙が入っていた。「放課後、教室に残っていてほし
い」と記されたその手紙に従い、清掃後に教室で話に応じる主人公。
そこで明らかになる少女の性質――彼女は、いわゆるビッチだった……
※舞台は現代日本で、人外は登場しませんが、この作品はフィクションです。実在するかもしれない地名や人名、学校名など、一切の関連はありません。念のため、付け加えておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-17 18:00:00
18123文字
会話率:48%
家族が何者か殺害されてからちょうど二年の月日が経った今日――――七月二十一日、夏休みの前日というのに上条 奏(かみじょう かなで)はどこか憂鬱だった。
住んでいるアパートに帰ってみると、扉の前には封筒と花が一輪置いてあった。なんだか嫌な
予感がしながらも開けた封筒には、一通の手紙が入れられていた。その手紙の内容は夏の終わりまでにこの手紙の差出人もとい――――二年前の事件の犯人を見つけなければまた大切な人を失ってしまう、という何とも理不尽なものであった。
一体誰が家族を殺したのか……。手紙に添えられた花の意味とは……?
その日を境に奏と奏に関わる彼らは、理不尽なゲームに巻き込まれていくことになるのだった。
『――――――Are you ready? 』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-16 05:13:30
26206文字
会話率:47%
完全無欠の公爵家嫡男として社交界の華と崇められるヨシュアには、誰にも言えない秘密があった。それは「女」であること。そんなヨシュアの下に、ある日一通の手紙が届く――「貴殿の正体を知っている」と。社交をしながら手紙の主を探るヨシュアであったが、
手紙が届いたころから徐々に周囲の人間の態度が変化していく――。「氷像」と謳われる男装の麗人ヨシュアが、傲慢な侯爵家嫡男、放蕩者の伯爵家次男、冷淡な従者たちに愛される物語。
感想、レビュー、評価など歓迎します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-28 00:00:00
51210文字
会話率:57%