メアリはレオナルドのことが好きだ。しかしレオナルドは、メアリではない女性のことが好きだった。
それを告白されたメアリは、「愛せない」と言うレオナルドに向かって「ならばわたしのことは、リーリア様と思って接してください」と言った。
それからレオ
ナルドは、メアリのことをリーリアとして抱く。メアリは確かに愛された。だから。
わたしを見てくれなくて寂しいなんて、愛してくれなくて悲しいなんて、胸が張り裂けそうなくらい苦しいなんて。――そんな感情は知らない。
※展開は早め。
※本編全7話。9/9に全話投稿し終えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-09 23:03:03
29651文字
会話率:33%
誰もが羨むセレブ夫婦の素顔は、冷え切った仮面夫婦。
お互いの歪んだ愛情と憎しみの20年の末、二人が出した答えは、『ピリオド』だった……
以前書いた、短編『夫の顔』の、プロローグ的ストーリーです。夫の視点から書いています。よろしければ、そち
らもご一読ください!
※他サイト掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-06 14:19:42
72519文字
会話率:51%
私は妻を愛しているし、妻は朝から晩まで私に話しかけてくる!
で、自分たち夫婦は『仮面夫婦』ではない。と、思っていた。
妻が友達三人と“女子会”に出かけていた夜、見知らぬ男に襲われて殺された。
その時、男が色々と言ったが間違っていたので訂正
してやろうと思ったが、男は私にそんな余裕などくれなかった。
ヤフーブログに再投稿する予定です、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-07 18:11:01
1316文字
会話率:9%
前世記憶もちの伯爵夫人の意外なオチ。デレなしツンなサド伯爵と婦人の2年後です。
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最終更新:2014-02-26 00:22:48
5193文字
会話率:32%
世は戦国。群雄割拠する時代。美濃の国、斎藤道三の娘、帰蝶《きちょう》は赦されざる恋をしていた。相手は兄、義龍《よしたつ》。その報われぬ想いの発散に手を伸ばしたのは、母方の従兄弟である明智十兵衛光秀。光秀との関係は、秘密を共有する者同士特有の
心地良さがあった。だが、尾張のうつけ織田信長との婚儀が進められてゆく。幼き頃から仲が続く恋人を持つ信長とは仮面夫婦となり、頼れる縁《よすが》もない帰蝶の目に、実直一途で無骨な柴田勝家が眩くも妬ましく映り込む。時代に翻弄された男女が見た終焉とは──? 趣味に走った話です。……不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-17 11:48:10
7063文字
会話率:17%
マリアは王都の片隅にある小さな花屋を営む娘。
そんな花屋の娘は、神話にでも出てくるような美しい貴族の青年アルと出会う。
それはマリアの運命をも変える大きな出来事だった。
やがてマリアとアルの関係は、レグニ国の命運すらも変えるほどの大事へとな
っていく。
花売り娘と酔狂な王子の純愛物語です。
(エロの回には*マークがつきます)
※タイトル決定しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-02 19:05:38
14368文字
会話率:35%