生まれつき盲目だった兄は、大切な妹を守り養っていくために、街頭に立ち六弦琴を爪弾いて、失われた女神を讃える歌を歌う。彼の力になりたいと思った妹は踊りを覚えて舞姫となる。これは、ある兄妹の物語。美しい舞姫である妹と、妹に溺れ彼女を愛してしまっ
た楽師の兄の記憶。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-19 06:54:30
28477文字
会話率:7%
今にも壊れてしまいそうな人。お節介なあたしはどうして良いか解らないくせにただ手を差し延べていた。流れに身を任せ盲目的に受け入れることしかできないあたしの幸せって…?
最終更新:2009-07-06 22:49:41
36611文字
会話率:25%