気楽な大学生・若井燕(わかいつばめ)の趣味は一人旅。ある秋の日、偶然立ち寄った町で美しい青年・城金皇慈(しろがねおうじ)と出逢う。
一目で恋に落ちた燕は皇慈の役に立てるならばと、病弱な彼の使いを引き受けた。出向いた先は町の小さなブティ
ックで、燕のお使いは病気の子供に見舞いのオレンジを届ける事だった。
しかし丁度居合わせた医者・神成主(かみじょうあるじ)に皇慈の話をすると、彼と子供は知り合いでも何でもないという。
皇慈の趣味は人助けで、子供の治療費から経営難なブティックの資金援助まで引き受けていたのだ。
人助けは素晴らしい事だ。しかし、皇慈は少し度が過ぎる。そう言う主に、燕はモヤモヤを抱えた。
(でもそれで、男の子は元気になったじゃないか)
童話:幸福の王子を元にしたBL小説。一途尽くし系×自己犠牲王子/BL/純愛/メリーバッド/R18/脇CP有
※この作品には男性同士の性描写が含まれています。18歳以下及び苦手な方はご注意下さい。
※童話『幸福の王子』を元にした現代パロ。
※他サイト様のサークル企画にて、執筆した作品です。 個人サイト【天使の羽音】にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-24 21:10:59
103872文字
会話率:33%
歩道橋から落ちそうになったところを助けられたサナ。
助けたのは、眼鏡の若い青年。
「やっと、会えたね」
その言葉から始まる、二人の恋物語。
最終更新:2015-02-10 15:31:17
27765文字
会話率:47%
憧れの小説家が実は身近にいた!! 喜ぶ読書狂いのイケメン大学生樋口は、なんだか知らぬ間に恋という名の底なし沼にどっぷり沈み始めていて……!?
〜〜〜〜
物語は樋口が本への愛を語るところから始まりますが、これはれっきとした男女のラブストーリ
ーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-04 16:39:32
6901文字
会話率:40%
大学生&一人暮らしデビューを果たしたばかりの水野陽(ミズノハル)は高校時代、というか今まで恋人ができたことがない。自分から作ろうとしなかったせいもあるかもしれないが、当時の陽にとって恋愛なんてものは眼中になかった。他に陽の心を掴んで離さなか
ったものがあったからだ。それは地元のテーマ―パークのヒーローショー。客席から見つめるだけで終わってしまったあの恋はもうとっくに終わったものだと思っていた。『サクラ荘』を拠点に再び燃え上がる恋心と友情。『男だろうが女だろうが俺の大事な人に変わりはない』『そんなことされたら好きになっちゃうじゃないですか、バカ』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-03 19:53:11
20997文字
会話率:49%
私の恋人は、お兄ちゃんの友だちで五歳年上の弘くん。二十歳の誕生日が過ぎてから、たまに一緒に飲む機会もできたんだけど、いまだに子ども扱いされているような気がする。そんなある日、弘くんがおすすめしてくれたお酒は、ひめぜんという日本酒だった。
●ハルさま主催の『熱帯夜、酒飲みに捧げる企画』参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-25 20:00:00
27846文字
会話率:21%