鬼の棲む地獄空間の惑星『獄球(ごっきゅう)』。
人を蝕む鬼『レイド』と鬼退治を目論む人の軍団『センサー』の戦いを描く物語。
レイド側の鬼の中には人種の男がいる。そいつは、元はセンサーマスターの青年『グラッサー』であった。
グラッサーは
内側から鬼退治を目論むはずだった……
レイドマスターの大ボス『ゼイドフ』の術中にハマり、センサーを根絶、及び人類を支配していく。
青春期からの知り合いのレスメタと名の女子は、そんなグラッサーにかけられた呪いを打ち払うのだが、失敗を繰り返すだけ。
それでもグラッサーの襲突攻撃を阻止しようと立ち向かうレスメタだった。
戦いと恋を間に挟んだファンタジックロマン。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-11 11:23:21
4171文字
会話率:57%
惑星オルテンシア。
淡い紫色をした美しい惑星は、異星人の襲撃により持ち込まれた未知のウイルスによって大地は荒廃し、生物が生きていけぬ場所となった。
悲観したオルテンシアの女神は、まだ生きている残り少ない大地を空高く浮かばせ、自らの力を
分けた《使徒》を遣わせた。有翼人である彼らが存在することで大地は浮かび上がり、侵攻してくる異星人たちと戦いながらも、生有る者はかろうじて未来を夢見ることができた。
揺らぐ性を持つ《使徒》は本能で番(つがい)を見つけ、唯一無二のその存在のため、自らの性を変容させる。だが、戦いが激化してくるにつれ、番を戦いで亡くす《使徒》が増え、やがて《使徒》の数が減っていった。
空中都市は《使徒》の数が減るたびに、穢れた大地に近付いていく。
異星人との戦いに負けるか、《使徒》の恩恵を失うか。
惑星オルテンシアの未来は再び黒雲に呑まれようとしていた。
これは、そんな惑星の、一つの物語……。
※1・2話にR18要素、BL要素はありません。
ハッピーエンドな感じでもないため、そういう作品が苦手な方にはおすすめしません……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-09 00:00:00
8694文字
会話率:22%
異世界のとある王国。有翼種の落ちこぼれ第三王女であるルーチェはある日、両親の執り行うお見合いから抜け出して海辺と来た。そこで出会ったのはとても美しい人魚の男の子。最初は遊び相手として共に過ごすが成長するにつれ、彼に惹かれる。それと同時に陸に
住む自分と海に住む彼との大きな隔たりを感じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-20 02:36:37
7596文字
会話率:29%
人間の子供は、両親からも愛されずに山深い森の奥に捨てられた。彼女を拾い匿ったのは有翼人の青年。背に鷹の翼を持つ彼は同胞たちの希望だった。彼は自分に約束されていた全てのものを捨てて彼女を求める。これは、人間の娘と翼ある男の物語。翻弄されるまま
に生きる彼女と、異種族である彼女を愛する禁忌を犯し、堕ちていく鷹翼の記憶。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-19 11:59:41
156519文字
会話率:14%