生まれながらのエリートである異能者と、その他の無能力者が存在する世界。
異能力者の多く通う名門、メグメル学園の女生徒リアノンは、慣れた寮暮らしに微かな違和感を覚えはじめていた。
部屋を出たときと、微妙に物の配置が違っている気がする。
確か
にしまっておいたはずの小物類が、よく消える。
使ったおぼえのない食器が、時折濡れている。
なにより──ねっとりとした視線を感じる。
不気味さに耐えきれなくなったリアノンは、信頼する幼なじみにこれを相談した。
それが、すべての均衡を崩す引き金となった。
過剰な保護欲から監禁に走ろうする年上の幼なじみ、
内気さ(?)故に異能を使ってしばしば私室に侵入していた天才ストーカー、
執拗に絡んでくる、才能と家名ですべてを許されてきた学年の暴君。
ヤンデレ共に追い詰められた主人公は自ら封印していた異能を解き放つ。
祖母から受け継いだ力、その名は【妖精女王】。
大層な名前だが、血の薄れた今となっては妖精たちを従えるどころか姿を捉えることすらできはしない。
辛うじて可能なのは、引き寄せられた妖精たちの鱗粉から魔力の雫を回収すること、それから、集めた魔力を支払って妖精の力を借りうけること。
妖精の気まぐれ次第ではもしかしたら声くらいは聞けるかもしれないが、悪戯好きの彼らのこと、素直に力を貸してくれるとは限らない。
あまりにも不安定な、博打の如き切り札。
それでももう、逃げ切るにはこれしかない。
読者参加型小説です。
エンディング到達のため、一旦完結とします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 20:03:22
30167文字
会話率:17%
これまで不定期放送で様々な職業を紹介してきた『カメラが潜入! Pick Up JOB!』
皆さまのご好評の声のおかげでついにゴールデンに進出!
普段の生活では気にも留めないあんな仕事やこんな仕事にこれからも潜入して参ります!
次にカメラが捉
えるのはあなたの職場かも?
※この作品は『ハーメルン』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-01 00:42:25
6521文字
会話率:41%
<登場人物>
◯佐藤 しのぶ(さとう しのぶ) 主人公 28歳
大手企業に勤務するOL。
環と徹は大学の同級生でゼミが一緒だった。
性格はさっぱりしていて真面目で責任感が強い。
クールな風貌のため、近寄り難いと思われがちだが実際
は話すと気さくで思いやりがあり、男女共に人気はある。しかし、ある理由から男性と恋愛関係に発展することはあまりない。
現在、父親が経営している会社が倒産の危機にあると知って悩んでいる。
◯見城 環(けんじょう たまき)
IT企業の副社長。28歳。
しのぶと徹は大学の同級生でゼミが一緒だった。
性格は真面目であるが上昇志向が強い。
観察力が鋭く人の心を捉える事に長ける。また人の中心となって動くことが自分自身も好きであるリーダータイプの人間。
見た目も気を使い、王子と例えられる様な整った甘い顔立ちであることから、女性に苦労した事はなかった。
しかし、大学卒業時に想いを寄せていたしのぶに振られてしまう。
ある目的から、卒業から6年ぶりにしのぶに連絡をする。
◯兼平 徹(かねひら とおる)
IT企業の社長。28歳。
しのぶと環の大学の同級生でゼミが一緒だった。
性格は好き嫌いが激しい。好きな事はとことん追求するが、嫌いな事はしたくない。
わがままな部分もあるが優しく、人情味に溢れており人を惹きつける不思議な魅力を持っている。
環に起業の話を持ちかけて、共同で会社を設立。
奇想天外な発想や適切な判断で会社の規模を大きくしていった。
見た目は女性に見間違えられるような中性的な美しさを持ち、環と同じく女性に苦労した事はなかった。
しかし、大学卒業時に想いを寄せていたしのぶに振られてしまう。
今回、ある事実を知った事で環と二人である計画を立てた。
<ストーリー>
平凡なOLであるしのぶの元へある日、大学の同級生である環から連絡がきた。彼と徹は、倒産寸前の彼女の父親の会社に資金援助の話を持ちかける。そして、その交換条件としてしのぶは彼等に飼われる事となるのだった…
運営しているオリジナル小説サイトの転載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-25 21:00:00
38004文字
会話率:30%
少女はある日を堺に痴漢を肯定的に捉えるように洗脳されてしまう。そのある日を彼女はしらない。
最終更新:2017-12-31 18:44:02
1828文字
会話率:12%
アリヤは空を見上げた。
今日もいつもと変わらない灰色の空。
じんわりと頬をなでる風は生温く、干している洗濯物をやさしく揺らす。
南の砂漠の片隅にあるこの小さなオアシスから見える風景は果てしない。
延々と続く砂地の先の先、はるかずっと遠い先か
ら真っ黒い雨雲がゴロゴロと小さな雷鳴を轟かせつつこちらに向かってきていた。
【注意】以前連載で掲載していたものを新たに書き直した作品です。
流れは大体同じですが変更点も多々ありますので、ネタバレはご内密に…。
【注意2】この作品内には残虐な行為・発言、女性軽視や暴力、強姦、言語障害に対する侮蔑的発言など、とにかくたくさん無秩序に地雷ワードが組み込まれています。小説の出来事と捉えることが出来ない方は閲覧禁止でお願いいたします。
全ては物語の中での出来事ですので、現実と混同させたり自らを投影した結果心が傷ついた、などはお止めください。
また性的描写や残酷な描写なども章ごとに細かく注意喚起は致しませんのであらかじめご了承ください。
【注意3】趣味の範囲でのんびり更新となっております。
文章が稚拙なのは重々承知しておりますので、どうぞ温かい目で見守ってくださると嬉しいです。
誤字・脱字のご報告もお待ちしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-10 15:54:23
13788文字
会話率:13%
二人の少女によって、痴漢冤罪を浴びた竜二は、二人への復讐を決意する。
大人しい性格の知佳奈を脅し、調教を施した竜二は、知佳奈を使ってもう一人の少女、美波を捉える。
調教に溺れた知佳奈と、竜二に責められ、堕ちていく美波。
復讐に酔った
竜二は、二人に耐え難いまでの恥辱を押し付ける。
おむつや失禁による羞恥プレイが中心となります。
大人しい中学生に、フェラチオや失禁オナニーを教えるというシチュもありますので、お好みでお進みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-29 07:32:55
107558文字
会話率:42%
裕子は動揺していた。まさかこんな状況になるとは思っていなかったのだ。新婚生活が始まって数ヶ月。「新築マンションに招いてくれよ」という職場の同僚、沖村治宮(おきむらじぐう)を断り切れなかった。断りきれなかったと言うのは、彼のことがまだ好きだか
らと言うわけではない。沖村が尋常ではない方法で、強引にマンションへ入り込んできたからだ。裕子の目の前にいるはずなのだが、その姿は見えない。裕子でなくても、普通の人間なら沖村の姿を捉えることが出来ないのだ。それは彼がある薬を使って【透明人間】になっているから。裕子はリビングキッチンで、目に見えない相手と会話をしているのであった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-05-05 01:36:19
18715文字
会話率:51%