遊女屋 ノクターン・ムーンライト 更新情報検索
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ミッドナイトノベルズ
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江戸情話 てる吉の女観音道
作:藤原 てるてる
男性向け
完結済
N9664IB
この物語の主人公は、越後の百姓の倅である。 本当は跡を継いで百姓をするところ、父の後釜に邪険にされ家を出たのであった。 江戸に出て、深川で飛脚をして渡世を送っている。 歳は十九、取り柄はすけべ魂である。女体道から女観音道へ至る物語である。 慶応元年五月、あと何年かしたら明治という激動期である。 その頃は、奇妙な踊りが流行るは、辻斬りがあるはで庶民はてんやわんや。 これは、次に来る、新しい世を感じていたのではないのか。 日本の性文化が、最も乱れ咲きしていたと思われるころの話。
このてる吉は、飛脚であちこち街中をまわって、女を見ては喜んでいる。 生来の女好きではあるが、遊び狂っているうちに、ある思いに至ったのである。 女は観音様なのに、救われていない女衆が多すぎるのではないのか。 遊女たちの流した涙、流せなかった涙、声に出せない叫びを知った。 これは、なんとかならないものか。何か、出来ないかと。 ……(オラが、遊女屋をやればええでねえか) てる吉は、そう思ったのである。 生きるのに、本当に困窮しとる女から来てもらう。 歳、容姿、人となり、借金の過多、子連れなど、なんちゃない。 いつまでも、居てくれていい。みんなが付いているから。 女衆が、安寧に過ごせる場を作ろうと思った。 そこで置屋で知り合った土佐の女衒に弟子入りし、女体道のイロハを教わる。 あてがって来る闇の女らに、研がれまくられるという、ありがた修行を重ねる。 相模の国に女仕入れに行かされ、三人連れ帰り、褒美に小判を頂き元手を得る。 四ツ谷の岡場所の外れに、掘っ立て小屋みたいな置屋を作る。 なんとか四人集めて来て、さあ、これからだという時に…… てる吉は、闇に消えたのであった。
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キーワード:
歴史
江戸
時代小説
遊女
女衒
置屋
艶物
人情物
幕末
吉原
最終更新:2023-03-12 12:40:35
143809文字
会話率:71%
【18禁】「巨根と牝馬と人妻」 ~ 古典とエロのコラボ ~
作:糺ノ杜 胡瓜堂
男性向け
完結済
N4065GJ
【アルファポリスより転載】 古典×エロ小説という無謀な試み。 「アルファポリス」の方で連載している、「耳嚢」や「甲子夜話」「兎園小説」等、江戸時代の随筆をご紹介しているエッセイ「雲母虫漫筆」 実は江戸時代に書かれた随筆を読んでいると、面白いとは思いながら一般向けの方ではちょっと書けないような18禁ネタもけっこう存在します。 そんな面白い江戸時代の「エロ奇談」を小説風に翻案してみました。 下級旗本(町人という説も)から驚異の出世を遂げ、勘定奉行、南町奉行
にまで昇り詰めた根岸鎮衛(1737~1815)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」 世の中の怪談・奇談から噂話等々、色んな話が掲載されている「耳嚢」にも、けっこう下ネタがあったりします。 その中で特に目を引くのが「巨根」モノ・・・根岸鎮衛さんの趣味なのか。 巨根の男性が妻となってくれる人を探して遊女屋を訪れ、自分を受け入れてくれる女性と巡り合い、晴れて夫婦となる・・・というストーリーは、ほぼ同内容のものが数話見られます。 鎮衛さんも30年も書き続けて、前に書いたネタを忘れてしまったのかもしれませんが・・・。 また、本作の原話「大陰の人因の事」などは、けっこう長い話で、「名奉行」の根岸鎮衛さんがノリノリで書いていたと思うと、ちょっと微笑ましい気がします。 起承転結もしっかりしていて読み応えがあり、まさに「奇談」という言葉がふさわしいお話だと思いました。 二部構成、計六千字程度の気軽に読める短編です。
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キーワード:
古典
耳嚢
根岸鎮衛
短編
エロ
牝馬
大陰の人因果の事
実験的企画
江戸時代
NTR
エロ古典
最終更新:2020-07-19 20:52:56
7459文字
会話率:30%
ヤモリ
作:齋藤一明
男性向け
連載
N8482CT
私設の駆け込み寺を開設していた男と女。 何度か幕府の公認を得ようと勤めるが果たされない。 一方で、亭主から逃げてきた女をつかい、秘密の遊女屋を始める。
キーワード:
残酷な描写あり
遊女屋
折檻
尼
縁切り寺
時代劇
最終更新:2015-07-22 12:02:18
21786文字
会話率:42%
検索結果:3 件
1
連載停止中を除外 種別
全て
短編
連載
完結済
ジャンル
全て
男性向け
女性向け
BL
ミッドナイトノベルズ
文字数:
指定なし
1000文字未満
1000~2000文字
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