これは高度経済成長期 のただ中に酔いしれていた昭和41年、神奈川県の内陸部に位置する人口15万足らずのS市に起きた淫靡な女子高生陵辱事件である。
この聖霊ヒバリ学園は2年前に新設されたばかりの私立高校で、 そのため周囲からも″底辺校″とい
うレッテルを貼られ、勉学意識も何も持ち合わせない他に行き場の無い不良達が数多く集まる無法地帯と化していた。
そんな状況を知るすべもない美しく汚れも知らない少女の飯島秀美が特待生として入学してくるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-30 18:43:31
14396文字
会話率:33%
東都大学医学部生殖遺伝学研究室の助手として敏腕研究員として辣腕を奮っていた伊佐那美(三十六歳)は、医学部長の大江教授からWHOの特命プロジェクトのリーダーに就任するように命令された。そのプロジェクトは、小子化の原因を究明するために十代男性
の精液を採取して分析するものだった。だが伊佐は、学生時代に同級性から受けた屈辱の初体験が原因となり、男性器恐怖症となり、触るのはもちろん、見ることも出来なくなっていたのだ。しかし大江は、伊佐の男性器恐怖症を知り、敢えてプロジェクトリーダーにしようとしていた。そのため事前にスタッフを揃え、伊佐が断りきれない状況に追い込んだ。
スタッフは心理学の専門家と非配偶者間人口受精(AID)の専門家で、精液採取を担当する元敏腕看護師でソープ嬢になっていた二人も用意した。全てが女性で、専門家は伊佐と同年代で、ソープ嬢は看護師時代に伊佐に憧れていたコだ。しかし伊佐はプロジェクトへの参加を拒み続けた。だが顔合わせの飲み会で、スタッフ全員が悲劇的な性体験があると知り、酔いも手伝って自らの初体験での屈辱を語り、さらに女同士の性体験によって屈辱が失せ、プロジェクトリーダーになることを承諾する。
そして名目上「青少年の心と体のカウンセリングセンター」としてスタートさせた『鎮魂館』での精液採取がスタートする。風俗店のシステムと最新テクノロジーを結集した診療所となった『鎮魂館』では、十代の性に対するカウンセリングを行いながら、最終的に射精させて精液を採取していた。しかし、スタート直後には、発育不良の高校生と夫婦生活に支障をきたした母親の相談を同時に行ったり、ヤクザの玩具にされて幽閉された女子高生が駆け込むなど、思いもよらぬ展開となる。さらに診療所のオーナーである星野の骨董趣味に端を発した、不思議な居酒屋で働くレズビアンの海外留学生との交流など、思わぬ展開となって行く。そしてリーダーの伊佐も、女との性の交わりや、カウンセリングに訪れる男の子たちの性器や性癖を見るうちに、性の甘い坩堝へと足を踏み入れ、本当の性を知る女へと変貌しようとして行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-01 16:29:03
125330文字
会話率:46%
12月の終わり、忘年会と称され、とある居酒屋に集まった教師4人。
その忘年会の帰り道、酔い潰れた後輩教師の『糟谷 紘』を家につれて帰るため、『宮井 隼人』は彼の自宅マンションへと足を運ぶことになったのだが・・・ 同じ高校に通う、2人の教師の
恋模様を書いたBL作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-12 11:00:00
19976文字
会話率:39%
いつも二日酔いを抱えた探偵レイ、ちょっとした事件を追いながら、男女の姿を描く話です。
レイを取り巻くユニークな登場人物、軽妙なやり取り、リズム感を楽しんでもらえれば…。その分、エロ度は低いです、苦笑。
また連作にして、バディでもある助手のユ
リとの恋も進展していければと思ってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-01 12:14:00
26759文字
会話率:42%
百合絵が浅草でデートし、浅草寺にお参りをした時、男からバイブを手渡された。それを装着しろとの話だ。そして二人はポルノ映画館へと向かい、百合絵は客たちの視姦に酔いながらも、男への想いを募らすのだった。
最終更新:2010-01-01 21:39:27
4145文字
会話率:27%
私は五年程前に、一度だけ関係の有った左知子と再会した、二人はお互いに気があった事を知る、其からは求め会うままにセックスの快楽にはまって行く、私は左知子の若く素晴らしい身体に酔い、左知子は初めて快楽を知りお互い別れられ無く成る、
最終更新:2009-08-21 20:04:11
8347文字
会話率:0%
色部の新しい上司は三十そこそこの魅力的な独身女性だった。直情的で気が恐ろしく強い彼女。色部は次第に惹きつかれて行く。ある夜、色部は飲み会の帰りに酔いつぶれた彼女を送っていった。彼女のマンションでソファに身を沈めながら、彼女は色部にブーツを舐
めろと命令した。こうして始まった密室のSMゲーム。普通の生活から、彼らは革とゴムの臭いに包まれた異常な関係に堕ちていく・・・貴女・貴兄の日常満たされぬ欲望に捧げる一編。続編「マゾの発条2」もどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-09 13:34:45
17227文字
会話率:22%
酔った勢いで、幼馴染みのヨシミツに自分の気持ちを告白する蒼。ヨシミツは、自分の気持ちがわからないと言う。「蒼い月」の前日談。
最終更新:2006-08-18 00:11:58
1878文字
会話率:26%
引っ込み思案の高校生・蒼は、夏祭りの夜に幼馴染みのヨシミツと二人きりで出かける。胸に秘めた想いを、いつ、打ち明けようか。短編作「酔いしれるキモチ」の本編。
最終更新:2006-08-17 00:02:01
9439文字
会話率:27%