これは、日本と似て非なる架空の日本を舞台にしたお話。
国民達にとって、そこは何の変哲もない日々をおくる世界。
だけど政府の人間は、愛情に対し軽薄な国民性を嘆き、新たに裏の法律を作った。
その名は――『運命の番推奨法』
横暴すぎる上司の態度
に耐えられず会社を辞めた谷崎美奈穂(たにざきみなほ)は、職業安定所でとあるバイトを紹介される。
政府が所有する宿泊施設に泊まる若者達の食事を一週間作るだけで、報酬はなんと五十万円!?
怪しさだらけな求人情報に戸惑う美奈穂だったが、必要書類を送るとすぐに採用の返事が来て……。
謎だらけな施設へ行ってみれば、そこは政府が主催するお見合い(?)会場で!?
「運命の番?」「裏の法律?」
自分はただのアルバイト、料理を作っていればいいだけ。
混乱のなか、何度も自分自身に言い聞かせる美奈穂が出会ったのは、謎すぎる集まりに参加した一人――人気ロックシンガーの藤沢光志(ふじさわこうじ)。
彼と出会った瞬間、美奈穂はこれまで感じたことの無い胸の高鳴りを感じて――。
☆は微エロ回、★はエロ回に印としてつけています。
順次アルファポリスにも転載していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 22:00:00
205116文字
会話率:28%
政略結婚をしたオメガのアヤ。それでもアルファの夫北條孝人と愛を育み、書類上の夫婦を脱却し、項を噛んで成立する本当のつがいになった。ところがその途端、夫の孝人に運命のつがいが現れて……。 ※オメガバース設定に独自の設定を加えてい
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-17 20:24:07
26182文字
会話率:33%
α性が強くフェロモンが怖がられるα×フェロモンがキツくてヒートが重いΩ。
強すぎるバース性に悩まされていた運命の人たちのその後です。散歩したり巣を作ったり実家にご挨拶に行ったりパーティに出たり休日にぬくぬくしたり結婚式を挙げたりしながらひた
すらイチャイチャイチャイチャするだけ。
一話目は短編と同じなので既読のかたは飛ばして大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-19 00:00:00
60797文字
会話率:25%
運命のつがいはニンゲン。足は2本で毛皮も尻尾もないなんて!
ケンタウロスのアルファが見つけたニンゲンはオメガで、運命のつがいだった。ケンタウロスのリュカがニンゲンとの文化の違いに感心しながらアオバと仲良くなっていくお話です。
こちらの作品
は「絵師様アンソロジー企画」の参加作品です。
★イラスト、キャラクター原案、名前、設定:いぬい様
★企画:ひまわり様
同じ設定で書いている方が複数いらっしゃいますが、内容はそれぞれのオリジナルです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 11:09:16
24782文字
会話率:65%
テフラには羽があった。
伝説の神獣と同じ、美しい羽だ。
それ故に兄からは疎まれ、命を狙われ続けている。
束の間の自由に羽を広げ雨降りの中を飛んでいたテフラは、無数の矢を放たれ地に落ちる。
満身創痍のテフラを救ったのはひとりのオメガの民だ。
シュウは孤独だったテフラを助け、さびしい獣の傍にただ寄り添った。
やさしく穏やかに過ぎ去る日々に、次第に距離を縮めていく二つの魂。
オメガの肌に浮かび上がる紋章は、運命のつがいを正確に示す。
テフラは想像する。シュウの肌に浮かび上がる自分の姿を。
だが発情期のシュウに浮き出た紋章は、テフラを死に追いやろうとする、兄の姿だった。
運命の紋章と愛を怖がっていた獣。
ただひとりのつがいを求め、ひたすらに走り抜ける愛しあうもののお話。
獣人×オメガ
2019/4/27 完結しました。ありがとうございました。
※オメガバースの設定をお借りしていますが独自設定が多分に含まれています。
※男性妊娠的な表現がありますのでご注意ください。
※特定の攻め以外との無理矢理、性描写等があります。
※すこしでも地雷のある方は回避願います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-27 12:00:00
117963文字
会話率:26%
優しく触れられて、泣きたくなったーー。
十代の頃に両親を事故で亡くしたアオは、たったひとりで弟を育てていた。そんなある日、アオの前にひとりの男が現れてーー。
オメガに生まれたことを憎むアオと、“運命のつがい”の存在自体を否定するシオン。互
いの存在を否定しながらも、惹かれ合うふたりは……。
運命とは、つがいとは何なのか。
★リバ描写、別の相手との性的シーンがあります。苦手なかたはご注意ください。
★実際には違いますが、当て馬的位置に女性がいます。
★別のサイトにも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 21:01:01
126232文字
会話率:36%
「運命」だと思った。
だけど、俺が「運命」だと感じたあなたは、ずっと別の「運命」を探し求めていた。
何年もそれをそばで見守っていた俺は、どうしても――どうしてもあなたを信じ切ることができない。
あなたと番の契約を交わすことが、怖いんだ。
※「運命のΩ」「運命のα」の続編。簡単に読み返しができるように、前述の二編もこちらにまとめてアップしました。
※オメガバースなので、作中に男性カップルで結婚や妊娠というワードが普通に出てきます。fujossyとエブリスタにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-24 10:31:37
85598文字
会話率:28%