「運命」だと思った。
だけど、俺が「運命」だと感じたあなたは、ずっと別の「運命」を探し求めていた。
何年もそれをそばで見守っていた俺は、どうしても――どうしてもあなたを信じ切ることができない。
あなたと番の契約を交わすことが、怖いんだ。
※「運命のΩ」「運命のα」の続編。簡単に読み返しができるように、前述の二編もこちらにまとめてアップしました。
※オメガバースなので、作中に男性カップルで結婚や妊娠というワードが普通に出てきます。fujossyとエブリスタにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-24 10:31:37
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会話率:28%