自分の価値や存在の意味を見出せないでいる海(カイ)と、自分の存在そのものを悪だと思っている悠。無為に時を刻むだけの日々を過ごしていた二人がお互いを見つけたその瞬間、世界が色を変えた。箱庭で束の間の夢に溺れる二人。だが現実はそんな二人に過酷な
試練を課す。そして最後に二人の下した決断は――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-20 10:26:47
329870文字
会話率:48%
日本の援交少女たちを食いものにしながら、東京に暮らして三年になる。俺の武器は女に好まれる容姿しかなく、それを最大限利用して生きている。こういうアイテムは国境を越えても有効だということが、改めて分かった。出会い系サイトを使って女子高生たちと会
い、彼女たちと寝てその映像を撮ってネットで売る。顧客は世界中に溢れてている。少女たちは大人の女にはない、"ひ弱さ"と鮮度あふれる美しい"皮膚"をもっていて、それを愛好してやまない男たちは星の数ほどいる。しかも彼女達はその価値にあまりにも無知で、それを端金で簡単に売る。その失われていくもの(本当に血液がどんどん流れて行くようにビデオに録られながら、彼女たちはそれを失っていく)の価値に気づくころには、彼等はすっかり老いていて、犠牲にして手にいれたブランド品が、ヨーロッパ人の富の形成に寄与するだけで、自分の価値保存に一滴も貢献していない惨状に呆然とする。
tinami,pixivに掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-29 11:45:33
21326文字
会話率:38%
今までの恋愛に使った時間は一体どのくらいなのだろうか??
たまに計算してみたくなる。
これまでの恋愛は正しかったのか間違いだったのか...??
正しいも間違いも無いのだろうけど、自分の価値観の天秤に掛けてしまう。
貴方の恋愛はど
んな恋愛だった??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-26 04:42:25
1762文字
会話率:49%