妖が見える見鬼の瞳を持っていたため、「異形に魅入られた姫」として生家から隠匿された桃花は、金色九尾の稲荷の妻となる。
しかし、それを快く思わない赤狐に稲荷は記憶を焼かれ、妻である桃花を拒絶して邸を出た。しかし、辺りを雪で覆われた新年の夜に彼
は呪詛返しに苦しみながら帰って来た。
「人の子……、お前……何を、した」と問う彼に、桃花は――。
『姫初め2014』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-17 00:41:45
9896文字
会話率:39%
右京と左京の対の2神が祀られる神社。桃の節句、上巳 を間近に控え、厄付きの雛人形のが持ち込まれた。右京に左京、御稲荷の御宇に妖の葉香も巻き込んで雛人形が持ち込んだひと騒動。倒れた右京は目を覚ますの?
『歳神さま』のその後のお話。
内容は薄
ら繋がっていますが、これだけ読んでいただいて全く問題ありません。
※このシリーズの割にエロ少なめ、しかもBLなのにエロはNLです。ごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-02 19:30:18
12863文字
会話率:27%
獣道を抜けると、小さな広場に出た。中央には……石造りの小さな建物が建っていた。人が暮せるような建物じゃないな。祠かな? 祠の中で僕を待っていたのは……。
最終更新:2010-11-19 08:45:53
21362文字
会話率:46%