八雲《やくも》は振り返る。なぜ私たちがこうなってしまったのかを。
領主の息子陽明《はるあき》、文官の息子辰臣《たつおみ》、そして武官の息子八雲。
三人は仲の良い幼なじみであり心友であった。
そうそれぞれ大人になった今でもそうであったはずだ。
例え目の前に赤い花を咲かせて息を引き取った陽明を見て、昨夜の陽明の言葉を思い出す。
死の表現があるので年齢制限かけました。
男の子同士はありませんがやわらかく表現はあると思います。
よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-29 16:27:53
212文字
会話率:10%
少し強引な武官と本音を見せたがらない文官の攻防戦。『気付かないのは』の武官Ver.です。前作読んでいないと少し意味が拾いにくいかと思います。
最終更新:2014-10-27 03:48:04
11686文字
会話率:47%
強引な武官と本心を隠す事に慣れた文官の攻防戦。深く考えずにさらりとお読みください。
最終更新:2014-10-13 13:00:00
10863文字
会話率:51%
Pixivにも投稿。
悠悠と流れる大河に抱かれ、その大陸最大の帝国が在る。
その国に若くして科挙に受かった二人の兄弟がいた。
兄はかの『関帝聖君』を彷彿とさせる美丈夫。
姓は龍(ロン)。名は信心(シンシン)。
弟は旦(たん)も恥じ
らう程の美貌を持つ頭脳明晰。
名を柳苑(リウイェン)と言った。
二人共名門龍家出身で一番の出世株と言われ、
周囲の期待もあつい。兄は武官、弟は文官に重用され、前途洋洋の日々を送っていた。
だが、柳苑にはある秘めた想いが在った。
事もあろうに、実兄、信心に想いを寄せていたのだ。
自分の気持ちに気づいてからと言うもの、柳苑は只管(ひたすら)にその想いは秘匿しづけてきた。
ただ、兄の側に居られるだけで幸福だった。
だが、陰謀渦巻く内裏の中で、上司の奸計に会い、ついにその想いを信心に暴露してしまう。
だが、信心の答えは……。
曲解に絶望した柳苑は自らの想いを断ち切る為に、宦官へと志願する。
が、二人の親友、星児の機転により、それを阻止される。
漸く、弟、柳苑の気持ちに気づいた兄、信心は親友の助言を得て、中秋の明月に自分の本心を伝え、二人の想いを成就させるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-14 00:58:43
38177文字
会話率:35%
相国の王は、腹違いの兄を追い落としてその座を手にしたと噂される女王だ。大国からの干渉と対峙する女王李珀明、突然の辞令に混乱する新人文官軒策と、二人を取り巻く人々の話。
最終更新:2013-12-01 22:00:00
5939文字
会話率:37%
異世界からの転生者が時々生まれる世界で広がった文化・・・・それは筋肉至上主義。そんな世界で生きてきた男が恋をした。
「私と付き合ってみませんか?」「付き合います!」気になっていた相手からの告白(?)に喜んだのは良いものの・・・。隠れマッチョ
文官×気弱な脳筋の愛の日々を描いたお話。
不定期更新、時々改稿あり。初心者の為見苦しい表現等があったらゴメンナサイ。飛ばして読んで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-13 13:26:35
6396文字
会話率:31%